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太陽光発電のコストは安い 

2023年02月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 太陽光発電のコストは安い 昨年、化石燃料の価格が上昇したことなどを契機に、電気料金などが値上げされつつあります。社会のインフラに関わる料金が上がると、その影響は多大であり、その他の商品の値上げにも繋がります。政府は物価高騰の影響を抑制すべく、できる限りの手を打っているようですが、財政に余裕のない状況で、打つ手は限られています。電力供給の安定化、あるいは値上げ幅を抑制するためか、原子力発電の再稼働を促進したり、耐用年数を60年に延長したりと、なし崩し的に規制を緩めています。 このような状況において、我々庶民ができる方策はないのでしょうか。節電、省エネのために工夫をすることは大事なことですが、それよりも、もっと抜本的で効果的な方法があります。それは、家の屋根にソーラーパネルを設置することです。 ソーラーパネルの発電コストが高いと思われている方が多いかもしれません。資源エネルギー庁が電源別発電コストを試算しています。 電気をつくるには、どんなコストがかかる?今回は発電コスト検証の手法と、検証からわかる各電源のコストの特徴、2030年のコスト予測などをご紹介します。www.enecho.meti.go.jp この試算によると、1kwhあたりの発電コスト(円)と稼働年数は以下の通り      発電コスト    稼働年数石炭火力 12.5        40年LNG   10.7        40年原子力  11.5        40年太陽光(事業用)12.9     25年太陽光(住宅) 17.7     25年 上記の値だけを単純に比較すると、太陽光(住宅)はずいぶん高いと感じます。ここで注意する必要があるのは、上記のコストは発電する事業者側のコストであって、消費者が支払う電気料金のコストではない。という点です。 消費者が支払う電気料金は、契約する電力会社によって異なりますが、基本料金+従量料金+燃料費調整単価+再エネ賦課金というパターンが大半かと思います。とてもわかりづらいです。そこで、従量料金だけに着目すると、だいたい1kwhあたり25円くらいが相場です。 上記の石炭火力、LNG、原子力のコストは電力会社側のコストです。しかし、太陽光(住宅)のコストは消費者側のコストとイコールです。 消費者は系統電力から購入する電気に対して、(基本料金などを除くと)おおよそ1kwhあたり25円を支払う必要がありますが、太陽光(住宅)に関しては17.7円を支払えば良い。ということです。太陽光(住宅)の方が明らかに安いのです。 さらに付け加えると、上記値を見てわかるように、石炭火力、LNG、原子力の稼働年数は40年ですが、太陽光(住宅)は25年と短くなっています。太陽光の方が償却期間が短いのだからコストは高くなります。でも、この値は本当に正しいのでしょうか。一般的なソーラーパネルの保証期間は20年です。この点だけを見ると、25年は見積もりが甘いように見えます。でも、一般的な家電のメーカー保証期間は1年です。それに比べると20年は極めて長いと感じます。家電のメーカー保証が1年であっても、実際には5年から10年くらいは使用できることが多いです。こういった点を考えると、ソーラーパネルの稼働年数は25年より、もっと長いのではないでしょうか。 太陽光(住宅)を自宅に設置する場合、設備を購入し、それを設置してもらう必要があります。つまり、初期投資が大きいのです。一方、一度設置してしまえば、ランニングコストはほぼ無料です。晴れていれば発電してくれます。自宅の屋根で発電し、それを自宅で消費するのだから、発電コスト=消費コストです。いわば、屋根にミニ発電所を設置するようなものです。 持ち家、一戸建てにお住まいの方は、屋根の上という場所を活用してミニ発電所を設置し、それにより電気代を大幅にコストダウンすることができます。自宅で使いきれない電気は買い取ってくれるので、無駄になりません。これらを含めて試算すると、10年から15年程度で初期投資を回収できます。 省エネ、節電は重要なことですが、それだけでは限界があります。電気は生活を便利にしてくれる文明の力であり、その利便性を放棄してまで節電するというのは無理があります。太陽のエネルギーを活用してコストダウンを図り、かつ、無理のない範囲で節電する。というライフスタイルが望ましいのではないでしょうか。 

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