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たかが一人、されど一人

接して漏らさず 

2022年05月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 日本だけのことかどうかも知らないが、昔から女性は男性より長生きすると言われてる。知る限りでは国勢調査などの統計でも裏付けられているようだ。だから夫婦は少し年齢差があったほうが望ましいとのことで、両親とも相談して6歳年下の妻を娶ることになった。男兄弟5人だが、既に2人の兄と1人の弟が他界していて、3人共亭主が先に亡くなった。ところが我が家だけは女性が先に逝き、こちらが残されてしまった。妻に先立たれた男の生存年月はそう長くないとも言われているので、何年生き延びられるか不安を懐きながらの毎日だが、既に5年。家内の希望で長野に埋葬することにしたが、内心面倒だなと思いつつも、毎年最低でも1度は墓参りだけはしてきた。昨年は旧盆の少し前に行ったが、今年も旧盆の前後辺りにでもと思ったりしているが、本当に月日の立つ(経つ)のは早いものだ。もう目前なので今年はいいが、そろそろ7回忌の事も考えなくてはなんて思い始めたこの頃だ。家内が眠る墓は父が建てたもので、檀徒となっていた曹洞宗寺院の墓地に父以降の一族が同居している。中にはキリスト教に改宗した兄まで入っているから、土着の宗教感は複雑なものだ。宗教の話は考え始めるとキリがないのでこのくらいにして、長生きの話に戻ろう。実は今朝、高校時代の同期生興味深い文章を送ってくれた。彼とは毎日のようにグループメールを通して連絡を取り合ってる友人。彼は学問派でこちらは不良、高校時代はそう深い付き合いはなかったが、社会に出て現役も最後の頃に海上自衛隊観艦式に誘ってくれた。以来仲良くなって、今では毎日のようにメールのやり取りをしている。彼は理系の出身でもあって頭脳明はもちろんだが、手元に残してある資料の保存管理が凄い。森羅万象とまで言っては失礼になるが、理系の社会現象に関する解説はだけでない。文学部卒業のこちらが真っ青になるくらい文学芸術関係の造詣が深い。今日彼に教わったことは江戸時代の高名の科学者、貝原益軒が書いた「養生訓」に関する話。彼が送ってくれた詳しい内容は養生訓第四巻「情色欲」である。3頁の長文だがなるほどと思うことが多い。要約すれば「食欲と性欲は本能的なもの、しかし若いときからこれ(精気を)を抑制するほうが長生きできる」に尽きる。言われてみれば若い頃女性にもてた友人ほど早く逝ったような気もする。

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