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たかが一人、されど一人

我が身を思え 

2022年05月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 これまでの人生で行ったこともなければ、これからも行くことはなく、殆ど無関心だった遠い異国での戦争の話が連日報道されている。この報道を共に受け止めている日本人の大多数は戦後生まれの人たちだ。彼らは報道が伝える戦争の一端をどのよに受け止めているのだろうか?結論が見えにくいだけに興味津々の連続ドラマか、スポーツ中継のように受け止めてるかもしれぬ。少なくとも私もその一人と言えるかも。しかし私には微かながら先の大戦に絡む家族の記憶が沢山ある。戦争に直接参加した父のことは別として、小学校に通っていた二人の兄からある日見せてもらった、墨で大きく塗りつぶしの行が多いわら半紙の教科書。わずか5歳ながら、これが先日放送された天皇陛下の玉音放送との関係であることはすぐに察しがついた。放送直後は、家族バラバラに奴隷とされてどこか遠方に行かねばならぬかと、マジで心配でもあったが、この程度で済むなら結構だと、ホッとしたような気になったことを覚えている。信州の田舎育ちだったから良いようなものだが、沖縄に暮らしていた人達はそうは行かない。現在報道されているウクライナなんておそらく比較にならない程のアメリカ軍による残虐行為で住民の約25%が殺され、終戦(1945年)を迎えても、講和条約が締結(1951年)されても、アメリカ軍の軍事拠点化されたせいで、奴隷にはならなかったかもしれぬが、住民が日本人になることが許されなかった。しかしそれでも、終戦後の日本政府は数代に亘り(第51代から61代)アメリカと交渉して1972年、終戦から4半世紀以上過ぎて本土復帰に漕ぎ着けることが出来た。然しアメリカは強かな国なので、その後に及んでも日本全体を軍事拠点化し続けているし、その後の政府はこれを黙認して恥じるところがない。中でも沖縄県に於いてその傾向が強い事は言うまでもない。その沖縄県の本土復帰記念日が明日5月15日。現在の日本政府がロシアのウクライナ侵攻を厳しく糾弾するの理由は、日本がアメリカによって全く同じ状態にあることからの同情だとすれば、ある程度理解もできる。しかし残念ながらNATOの准加盟国扱いをされて喜んでいる岸田政権にはそんな思いは全く感じられない。ただ占領国アメリカの言うがままに動いているに過ぎないことは明々白々だから沖縄の人たちは全く救われない。報道によればアメリカでは、台湾有事に備え、沖縄への核配備既にスケジュール化されているとのこと。どこまで馬鹿にされ続けるのだろう?

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