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男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 

2022年04月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は快晴で爽やかな初夏模様です。
ゴールデンウィークに入り、各地は賑わうでしょうね。
しかし、”コロナには、殿!ゆめゆめ油断召さるな!”。

今日の映画紹介は
『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』。
BSテレ東で2022年4月30日(土) 18時30分〜放送。

想い人に捨てられ故郷へ去った彼女を、
慰めようと彼女の実家を訪ねる寅さん。

夜…枕元…上る階段のきしむ音…
寅さん、期待と不安でドキドキが止まらない…。
シリーズ随一の緊迫シーン!

清楚で内気な彼女の情熱に対し寅さん、どうする…。
いざ決戦の地、鎌倉あじさい寺へ!
「男はつらいよ」シリーズ第29作目。

キャッチフレーズは、
”このたびの恋は寅次郎にとって、
 ちょっぴり、きつうございました”。

葵祭でにぎわう京都で、寅さんが鼻緒を直してあげた
老人は、なんと人間国宝の陶芸家の
加納作次郎(片岡仁左衛門)だった。

作次郎の家には夫に先立たれ、娘を丹後の実家に預けて
働いている、美しい、かがり(いしだあゆみ)がいた。
寅次郎はたちまち夢中に…。

しかし、彼女は心を寄せていた男性の結婚を知り、
仕事を辞め故郷の丹後の伊根へ帰ってしまう。
彼女をなぐさめようと寅さん、丹後を訪ねるが…。

本作は寅さんの男女間の微妙な性愛についての思いを
如実に描いていますね。

その相手の”いしだあゆみ”は適役でした。
清楚な美しさに、内に秘めた情熱。

寅さん、いつものように、かがりに語りますね。
”誰を怨むってわけにはいかないんだよな、こういうことは。
そりゃ、こっちが惚れてる分、
向こうもこっちに惚れてくれりゃぁ、
世の中に失恋なんていうのは、なくなっちゃうからな。
そうはいかないんだよ”。

言うことは一丁前の寅さんだが、かがりさんと
二人っきりになると緊張しまくり、得意の駄洒落も出てこない。

寅さん、早々に部屋に布団に入るが、
後を追うようにかがりさんが、部屋に入って来て、
窓を閉め、電気を消し、寅の横で彼を待つ。
寅は寝たふりをして、それに応えようとしない。

これが、寅さんの限界ですね。
お膳立ては揃っているのに、ウジウジして手を出せない。

私はここで思いましたね。
寅さん、テキ屋家業で遊び人だか、
本当は「童貞?」なのではと…。

かがりは寅さんを追って、とらやを訪ねて来て、
寅さんを鎌倉へ、デートに誘う。

数日後の日曜日に鎌倉のあじさい寺(成就院)で、
しかし、あろう事か、寅さんは無理やり
満男(吉岡秀隆)を同行させる。

ああ、寅さん、又、男になるチャンスを…、何をか言わんや。

公開は1982年 (昭和57年)。
監督・原作・脚本は山田洋次。



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