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映画が一番!

誰が為に鐘は鳴る 

2021年12月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

安倍元総理が台湾の与党議員らが主催したオンラインイベントで、
「台湾有事は日本有事で日米同盟の有事でもある」との
発言に対して、中国外務省はいつものような文言で、
「強烈な不満を示し、断固反対する」と非難。

私は阿倍氏の発言は正しいと思う。
習近平主席はかっての中国の皇帝のように、手に入れたい物は
手段を選ばす何が何でも奪っていくでしょうね。

その手段のために、軍事力を着々と拡大し台湾の次は
尖閣諸島、沖縄を、と虎視眈々に狙って来るでしょう。
一方、我が国の親中派の外務大臣の言動を見ていると
これでいいのかと、心配になります。

今日の映画紹介は
「誰が為に鐘は鳴る/ For Whom the Bell Tolls」。
BSプレミアムで2021年12月2日(水)13:00〜放送。
ワールド・プレミア上映版となっているので
従来の放映作品より30分間以上長い特別編です。

原作は文豪アーネスト・ヘミングウェーの
代表作を映画化したラブロマンスの大作。

キャッチコピーに時代を感じますね。
”戦いの山野に咲き出でし灼熱の恋!!
 待望の文芸映画の巨編、愈々公開迫る!!”の、
フレーズにノスタルジーを感じませんか!?

舞台は1937年(昭和12年)、内乱のスペイン北部。
アメリカのカレッジ教授
ロバート・ジョーダン(ゲイリー・クーパー)が
人民戦線派に身を投じて右翼のフランコに対する
ゲリラ活動を行なっていた。

彼に与えられた任務は
山間の峡谷にかかる鉄橋の爆破。

期限は3日後の未明と定められた。
ジョーダンは仲間のジブシーの
アンセルモ(ウラジムル・ソコロフ)と
山に住むジプシーのゲリラに援助を求める。

ジプシーのリーダーはかっては人民戦線派の闘士だった
パブロ(エイキム・タミロフ)。

しかし、今では闘志を無くし、
妻のピラー(カティナ・パクシヌー)や
手下に軽んじられていた。

この隠れ家にはスペインのある市長の娘で
右翼にはずかしめを受けて救われた、
マリア(イングリッド・バーグマン)は
ジョーダンを一目見て心惹かれるのだった。

”時がすべてじゃないわ”
”そうかもしれない”
”3日と3晩、でも監獄の数か月より長いわ、
 私の一生よりもよ”と、語る二人。

さて、ジョーダンとマリアの恋の行方は
どうなるのでしょうか?

この時代にカラー作品というのに驚かされます。
CGに慣らされた目で見ると、なんだか昔、見た
映画を思い出して懐かしいです。

バーグマンのボーイッシュなヘアスタイルは
「カサブランカ」で自分のシーンを撮り終えた、
次に日に髪を切り、ロケ現場に急行したそうだ。
当時、27歳の彼女の意気込みがそのまま、
ヘア・スタイルの”マリア・カット”に出ているようです。

音楽は「旅愁」のビクター・ヤングが担当。
本作品でピラー役のカティナ・パクシヌーが
アカデミー助演賞を受賞しています。

1943年(昭和18年)制作で監督はサム・ウッド。



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