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ニャンコ座リポート
ただいまキタラ それぞれの想い (9/24)
2021年09月24日
テーマ:テーマ無し
マスクで歌っている間に、夜の方が長くなっていました。さみしいことです。
ホテルのことだけを書いた昨日のブログに、多少の付け足しと、写真を載せたので、良かったら見てくださいね。
昨日は車に乗せてもらって帰りつきましたが、かなりヘトヘトでした。でもいつもなら陥る、軽い燃え尽き症候群にはなっていません。ってことは、燃え尽きることができなかった・・・のではありません。
できる限りの準備をしました。いつから練習を始めたかさえもう忘れました。PMFの「ベニベニ」と、同時進行だったような気もします。意思決定をする立場にあった人達は、私など到底思いもよらない苦労があったことと思います。ありがとうございます。おそらく誰一人として、やめようとは思わなかったと思うのです
キタラには、7月に島津亜矢のコンサート、じゃなかった札響ポップスだった、に行き、非常になつかしい気持ちになったものでした。でも今回は、お客様ではなく出演者としてです。昨日、ゲネプロのためにホールに入ったとたん、なつかしさがこみ上げ「ただ今、キタラ、帰って来たぜ」な気分になりました。人数もちょうど良く、ソーシャルディスタンス。相変わらず、美しい曲線を描く客席が間近に見えて、良い音が鳴ります。
一昨日、大リハでの練習では、喉は復活したのに、あまりの調子悪さに、全く集中力を欠いてしまい、あせりました。立ち上がると、頭がフワ〜ッとして、脚がガクガクして、立っているのが辛いのです。座っても良いよなのですが、座ったら思うように声は出せません。そんな体と格闘していました。でも不思議と絶望はしていませんでした。明日はきっと大丈夫と思えていたのです。根拠は何もないのにね。
マエストロの本番前の言です。
この公演は、モニュメントになる。曲が「天地創造」であることは、たいそう意味深い。このカオスに中にあって、音楽はたいそう虐げられている。がからこそ、音楽の力で新しい世界を創造するのだと言う気持ちで、歌いましょう。
結局本番も、フラフラガクガクは治りませんでしたが、必死で踏ん張りました。助けてくれたのは、歌姫チョクちゃんの斜め後ろから見える頬骨と、目の前にいる凛々しくかっこいいティンパニでした。チョクちゃんはいつものように、姿勢を崩さず微笑んで座っている、私もそうしよう。
出演者は総勢100人ほど。100通りの想いが集まって、新しい世界を創造していくのです。ようやく始まったのです。だから終わってしまったという感覚にならなかったように思えてなりません。
明日に続きます。
追伸:息子がモデルナワクチン2回目接種。ほとんど何も起こらず、せっかくシフトを外したのに暇だと、さらに副業をやっていたそうな。
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