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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

ラジオNIKKEI賞 血統考察 

2021年06月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


?ラジオNIKKEI賞(G1)血統的考察先週の宝塚記念(G1)は◎クロノジェネシス(1番人気)が好位から抜け出して2連覇を達成した。秋華賞、有馬記念を合わせてこれで4つ目のG1制覇。過去のG1勝ちは上がり3ハロンが36秒台の消耗戦だったが、今回は34秒4と速く、さらに強くなっている印象を受けた。今年の秋は渡仏して凱旋門賞にチャレンジすることがクラブ側から発表された。上位争いが期待できるだろう。さて、今週はラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m)。昨年は稍重、一昨年は不良馬場のなか行われ、いずれも波瀾の決着となった。梅雨真っただ中の今年も天候は微妙で、現時点の予報によると日曜日は雨。パンパンの良馬場にはなりそうもない情勢だ。開幕週なので少々の雨なら大勢に影響はないものの、しっかり降るようだと良馬場の戦力比較は参考になりづらくなる。小回りコース、ハンデ戦、多頭数に加え、馬場状態という波乱ファクターが加わり、大荒れの決着も十分考えられる。先週まで行われていた東京コースと、今週から始まる福島コースとでは、左右の回りの違いがあり、なおかつ、直線の長さも違う。東京の直線が525.9mあるのに対し、福島の直線は292m(Aコース)しかない。コース設定がまったく異なるので、東京コースの実績がそのまま福島コースの強さとして反映されるわけではない。最も重要なのは小回りコースの適性だ。ここに臨んでくる馬の多くは、直近の東京開催を使った馬が少なくない。しかし、そこでの成績はさほど気にする必要はなく、むしろ中山実績に注目するのが得策だ。中山の重賞で掲示板に載ったり、1勝クラス以上を勝ったり、という馬を重視したい。ちなみに、一昨年の優勝馬ブレイキングドーンは弥生賞(G2)3着馬で、昨年の優勝馬バビットは初勝利が福島芝2000mで、ラジオNIKKEI賞を勝ったあとセントライト記念(G2)も逃げ切った。今年の登録馬から中山好走歴(1勝クラス以上の勝利、重賞掲示板)のある馬を抜き出すと以下のとおり。今年は大量9頭が該当し、例年よりもはるかに多くなっているが、侮らないほうがいいだろう。・アサマノイタズラ(父ヴィクトワールピサ)……スプリングS2着・シュヴァリエローズ(父ディープインパクト)……ホープフルS5着・スペシャルドラマ(父エピファネイア)……1勝クラス1着・ネクストストーリー(父ジョーカプチーノ)……1勝クラス1着・ノースブリッジ(父モーリス)……葉牡丹賞1着・プレイイットサム(父クロフネ)……山藤賞1着・ボーデン(父ハービンジャー)……スプリングS3着・ロードトゥフェイム(父マツリダゴッホ)……若竹賞1着・ワザモノ(父マツリダゴッホ)……1勝クラス1着種牡馬別成績を見ると、ディープインパクト産駒が過去10年間で4勝(11年フレールジャック、12年ファイナルフォーム、15年アンビシャス、16年ゼーヴィント)、2着1回(18年フィエールマン)、3着1回(19年ゴータイミング、20年ディープキング)と圧倒的に強い(中山で開催された11年も含む)。今年の登録馬のなかで同産駒はシュヴァリエローズのみ。前述の中山好走歴にも当てはまっている。過去10年間の勝ち馬はすべてサンデー系だ。【ボーデン】「ハービンジャー×キングカメハメハ」。これはブラストワンピース(有馬記念)やモズカッチャン(エリザベス女王杯)と同じ組み合わせ。母ボージェストはドゥラメンテ(二冠馬)、アドマイヤセプター(京阪杯-2着/スカイグルーヴ、レガトゥスの母)の全妹にあたる。昨年暮れの中山新馬戦(芝1800m)はディオスバリエンテのクビ差2着と敗れたものの、1月の東京未勝利戦(芝1800m)は後続を6馬身ちぎって1分45秒2で快勝。1000m通過が57秒9と速かったことを考慮に入れても破格の時計だった。3戦目のスプリングS(G2)は単勝2.4倍の1番人気に推されたものの、重馬場もあって3着と敗れた。「ハービンジャー×キングカメハメハ」は芝の重〜不良で27走して一度も連対していない。残念ながら現状では除外対象だが、出走枠に入ることができて馬場が良ければ勝ち負けに持ち込める。【リッケンバッカー】「ロードカナロア×シティジップ」という組み合わせ。初勝利を挙げるまでに6戦を要したが、勝ち上がってすぐ臨んだアーリントンC(G3)で10番人気ながら2着と健闘すると、続くNHKマイルC(G1)も11番人気で4着に食い込んだ。アーリントンCは重馬場だったので道悪を苦にしない。母シティウェルズは芝8ハロンのカナダのG3で3着という成績がある。母方の奥にサドラーズウェルズやステージドアジョニーといったスタミナ血統が入り、これが底力や成長力の源となっている。サンデーサイレンスは入らないものの、ミスタープロスペクターとサドラーズウェルズをセットで持つという母の配合構成はセオリー通りだ。昨年の2着馬パンサラッサはロードカナロア産駒で、サンデーサイレンスを持たず、サドラーズウェルズを持つという配合構成だったので、リッケンバッカーと似ている。どんな馬場状態でも力を発揮でき、馬群に揉まれてもへこたれないメンタルの強さは、キャリアを重ねたことで磨かれた部分も大きいだろう。小回りコースで争われる多頭数の競馬は合っている。【シュヴァリエローズ】「ディープインパクト×セーヴルロゼ」という組み合わせ。母ヴィアンローズは3歳時にノネット賞(仏G3・芝2000m)を勝った。このレースは夏のドーヴィル開催で行われる3歳牝馬の重賞で、6月のフランスオークスのあと、10月にロンシャンで行われるビッグレースとの間に使ってくる馬が多いので、G3にしてはメンバーが揃う傾向にある。繁殖牝馬としても優秀で、これまでにJRAで走った10頭中7頭が勝ち上がり、シュヴァリエローズの全姉ローズノーブルはデビュー戦が394kgという小柄な馬体ながら3勝クラスまで出世している。母の父セーヴルロゼは不出走馬ながら良血を買われて種牡馬となったので産駒数はごくわずかしかなく、ほぼ無名。その父カーリアンは英リーディングサイアーで、ディープインパクトと相性が良く、とくにディープ産駒が出始めのころは、この組み合わせが代表的なニックスだった。ダノンシャーク(マイルCS)、ジョワドヴィーヴル(阪神JF)、カミノタサハラ(弥生賞)、サトノラーゼン(京都新聞杯)など多くの活躍馬が出ている。この組み合わせは福島芝1800mで連対率30.8%。コース成績はきわめて優秀だ。【アサマノイタズラ】「ヴィクトワールピサ×キングヘイロー」という組み合わせ。母ハイタッチクイーンは芝で3勝を上げ、そのすべてが小回りコースでのものだった(函館、中山、小倉)。2代母の父はサドラーズウェルズ系のオペラハウス。当レースはサドラーズウェルズや、その4分の3同血のヌレイエフを持つ馬と相性がいい。重馬場のスプリングSで2着となったように降雨は歓迎材料だ。過去10年間で逃げ馬は4回連対し、ハンデ重量は54〜55kgが良く、55kgがベスト。以上の傾向を踏まえつつ、調教の動きや枠順などを総合的に判断し、週末に最終結論を出したい。

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