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2021年06月23日 外部ブログ記事
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■mRNAワクチンを接種すると不妊になる?

河野大臣の”ワクチン不妊化説は「デマ」だ”,という発言に対して反ワクチン派は,SNS,ネットを中心に盛んに攻撃,喧伝をしている.

小生の元職場の方から,彼女の知り合いに対する見方が変わったという内容のメールを先日もらいました.彼女の知り合いは,何度もしつこくこの不妊説のことを説き,「接種なんかしない方が良いよ」とメールをよこすのだそうです.
元同僚の彼女には,下にまとめた内容のことを既に以前,お伝えしてあったので,メールには,「あの方がこんなことを言うなんて,情けなくなってしまった」と書かれてありました.












  サルベージフォト2012




    L'immagine e la memoria sono il cuore dell'arte
  
    Leica M9+Nokton 40mm F1.4 Aspherical MC
   














この”不妊化説フェイク・ニュース”について要領よくまとめた記事がBuzzFeed News(5月21日付)にありますので,要約してみました:
そもそも,元ファイザー社の副社長,マイケル・イードン氏が言い出した「ワクチンは,新型コロナ・ウイルスのスパイク・タンパク質に対する抗体を生成することが期待されているが,スパイク・タンパク質は,シンシチン・ホモログ・タンパク質を含んでおり,これはヒトなど哺乳動物の胎盤形成に必須であるため,無期限に不妊症を起こす危険性がある」ということに端を発する不妊説ですが,これは次のように否定されています:
「シンシチン-1とコロナ・ウイルスのスパイク・タンパク質はアミノ酸の配列が同じ個所がわずかにあるが,類似性はそれ以外はなく,十分に違う構造であり,ワクチンでできた抗体がシンシチン-1を認識して胎盤を攻撃することはないと言える」とハーバード大学医学部助教授・マサチューセッツ総合病院小児精神科医 内田舞氏,ベイラー医科大学・テキサス小児病院 池田早希氏,岡田玲緒奈氏,峰宗太郎氏らも述べており,また,「ワクチンのスパイク・タンパク質は接種後の数週間で減少し,2回目の接種後にはスパイク・タンパク質は検出されなかった.これは,抗原を血流から取り除くための抗体が体内で作られ,ワクチンの目的通りに免疫反応が起こったためである」とMeedan Digital Health Labの専門家らも指摘している.

アメリカではすでに妊娠中の人が10万人以上ワクチンを接種している.
接種後の追跡調査に基づいた報告(医学誌 New England Journal of Medicine,2021年4月21日時点)によると,ワクチンが妊娠に悪影響を及ぼすという結果は出されなかった.
また,「流産に関してワクチン接種後の妊婦さんの方が一般よりも確率が低いくらいだった.また,ワクチンを接種した妊婦さんで早産,低出生体重児出産,妊娠合併症などの発生率は一般の発生率と同程度であり,ワクチンのせいでこのような妊娠への悪影響が起こったということはないと考えられる」としている.


なお,日本でこういったフェイク・ニュースを広めた感染源は,「BonaFidr」という正体不明のニュース・サイトの記事だと言われている.これを信じ,利用を企んだ反ワクチン派や陰謀論者がファクト・チェックもせずに流布したと言われいている.
不安を煽り,副反応を針小棒大に喧伝し,接種率を下げようとするSNSなどを利用したこういった輩の言説には用心,用心.
このサイトは,アメリカ大統領選に際していわゆる陰謀論を拡散していたこともある.まあ,よくこんなに作ったなぁというほどの数々の陰謀論物語が書かれていて暇つぶしに読むのはいいですよ.但し,くれぐれも木乃伊とりが木乃伊にならないように(o´_`)ノ



関連記事→BuzzFeed News

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