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自然と共に
やっと直った!
2021年04月14日
テーマ:テーマ無し
どんよりとした天気ですね。
比較的温かい朝なので、ずっと前から取り組んでいる耕運機の修理をしました。
・
以前のブログで初爆まで確認できて、後はきっちり組み立てれば修理完了となる処でした。
油でまみれた外装部の掃除をしてエンジン内部にガスケットという油漏れを防止する接着剤を塗って組立ました。
そしてついでにキャブレター内部のオーバーホールもして元通りにしました。
・
ガソリンを入れエンジン起動です。
ところがエンジンはアクセル全開で高回転してコントロール出来ないのです。
アクセルレバーは最低にしても、キャブレターは全開状態なので当然そうなります。
エンジンを切り、アクセルレバー動作を確認しましたが、ちゃんと動いています。
キャブレター全開状態から更に全開をしようとしているのです。
・
キャブレターのアクセルレバーをコントロールするのに棒とバネで伝達しています。
その棒は曲がった形をしているので、その取り付けを間違ったのではないかと思い、試行錯誤して3日間悩みましたが、他に取り付けようが無いことが分りました。
・
更にキャブレターのオーバーホールで可笑しなことをやったのではないかと思い、近所にバイクの修理屋さんがあるので聞きに行きました。
その人曰くキャブレターは問題ない、原因を調べるには耕運機を持ってきたら見るよと言ってくれます。
早速持って行きましたが、結局原因は分りませんでした。
・
いつもならこんなに難しいのであれば諦めて捨ててしまうでしょう。
でもエンジン固着してたのを復活させたので、ここで諦めると今までの苦労が無駄になってしまいます。
ネットでYouTubeを見たり検索をしつこくしました。
・
そこで高回転が続く原因にガバナー調整ズレがあるとの記事を見つけました。
ガバナー調整って何!
調べました。
エンジンの回転数を検出して高回転になるとキャブレターのアクセルを絞る機能である事が分かりました。
調整も微妙で難しいとの記載もあります。
・
そういえばエンジン内部を磨いている時に邪魔なシャフトがあるなと思っていました。
何の役目をしているかなんて全く考えてもいませんでした。
それが回転数を検出してキャブレターに伝える為の1つのパーツだったのです。
エンジンを磨いている時に故意では無いのですが、強い力が掛かって調整がズレてしまったのでしょう。
・
もう一度エンジンを分解して回転数検出手段と伝達手段を習得しました。
理解すると手の内に入ったのも同然です。
完全にズレていることも分りましたし、調整方法も概略分ります。
・
再度エンジンを組み立ててガバナー調整をした上で、エンジンを起動しました。
見事にエンジンコントロールができて耕運機が生き返りました。
これまで自宅での生活、3週間分の成果が出たのです。
どんよりした天気ですが、気分は最高です!
・
今回、全くの素人から初めてエンジン焼き付きを復旧させプロでも厄介なガバナー調整までマスターすることができました。
難しかったですが、飯を食べるのも忘れるくらい没頭し面白かったです。
・
勉強になったこと。
YouTubeは全体の流れを知るには良いですが、困った時や詳しく知りたい時には役に立ちません。
やはり検索して詳しい説明資料の方が良いですね!
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めのうさんへ
ブログに書いている以上に何回も分解しました。
今では馴れたものです。(笑)
バイクの修理屋さんに分らなかった時は諦めようと思いました。
でも諦めずに苦労した甲斐があって、直った時の喜びはひとしおでした。
2021/04/15 09:49:19