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たかが一人、されど一人

クアッド 

2021年03月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 最近急に流行りだした言葉に「クアッド」がある。昨夜(12日)夜、その首脳会議がオンラインで開かれ、次の4点で合意に達したとのこと。1.途上国へのワクチン普及2.半導体や資源の中国依存の見直し3.中国の海洋進出や人権問題への対応4.脱炭素に向けた協力。日本は菅首相がアメリカから早期訪米を要請されたこともあり、会議には積極的参加をしただろうが、インドのモディ首相は開催前から「クアッド」が事実上の「対中包囲網」となるのを懸念していた。そこで今回は安全保障を前面に出すのを控えて環境問題など幅広い課題を話し合う体裁を整えたようだ。バイデン政権前のトランプ氏の時代からそうだったのかもしれぬが、アメリカ自身はパックス・アメリカーナ(アメリカによる世界平和と秩序)と言われた世界がとっくの昔に終焉を迎えたことに気がついているのかもしれぬ。実は小生もそのことには気がついていなかった。ドルが世界唯一の通貨であり、国連もアメリカの支配下にあるからには、世界中ががアメリカの意に反する行動は取りにくい筈だと思っていた。しかし中国やロシア、ひょっとすればEU諸国でさえそうは考えていないようだ。アジアの他の諸国はどうか分からないが、どうも韓国は北朝鮮問題を抱えているのにアメリカ一辺倒について疑問を持ち続けているフシが見える。アメリカの本音は「クインテット」としたかったと思うが、手間暇掛かりそうなので取り急ぎカルテット即ち「クアッド」で我慢したのではなかろうか。この中で言えば、勿論杖とも柱ともしなければならないのが日本であるのは言うまでもない。パックス・アメリカーナ崩壊の最大要因である中国の勢いを削ぐためには何としても日本をあちらに向かせないようしなければならない。あの手この手で日本に嫌中ムードを盛り上げるのに必死のようだ。菅政権は親中派の二階幹事長に支えられてはいるが、肝心の菅氏は今のところ前安倍首相同様アメリカ一辺倒である。少し飴玉をしゃぶらせれば、そのうち弾道ミサイルの設置も認めるだろう、くらいに考えて不思議は無い。政治家以上に手玉に取るのが普通は困難とされるマスコミも、大部分が親米的であるのお日本の特徴だ。小生は嫌中には与しないが、かと言って嫌米でもない。両国は現在厳しい環境下にあるが、双方ともに大人だろうから妥協点は見出しうると楽観している。アメリカは若い国だけに老大国に追い上げられていることに強い焦燥感を覚えているだろうが、世界平和(パックス)に貢献ということについては異議の申立ようが無い筈。お互いに相手国の国内をどう見るかが焦点になるだろうが、時間を掛けてゆっくり話し合えば良いだろう。今朝の日経新聞で報じられた中国の無人タクシーに記者が試乗した感想には本当に驚いて詳しく書きたかったが、寄り道が過ぎてしまった。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM114FD0R10C21A3000000/?n_cid=NMAIL007_20210312_Y&unlock=1

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