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自然と共に

耕運機の分解 

2021年03月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

自宅でゆっくりしているのですが、じっとしていると身体が鈍るのでセカンドハウスから古い耕運機を持ち帰り分解することにしました。

随分前に試運転しているとエンジンが焼き付いて、それ以来放っていた物です。
先日、新しい耕運機を購入した時に焼き付いた物を持ってくると直してあげたのにと言われたのです。
焼き付きした物でも修理が出来るのかと新たな認識をしたのです。
修理して貰っても修理代は高いと思われるので、自分で分解して勉強するのも今後に役立つと思いました。

そういう訳で分解を始めたのですが、知識も無ければ手順書も有りません。
機械と睨めっこしながら、エンジンの廻りの部品を外していきます。
カバー、リコイルコイル、ガソリンタンク、エアークリーナー、キャブレターを外しましたが、排気ユニットは焼き付きとネジが腐食して外れません。

エンジンユニットになりましたが、ネジの方向からしてミッションから順番に外さなければならない事が分かります。
これだと耕運機の殆どを分解することになります。
予想外に大変だと思いつつ、勉強の為ならやらなければなりません。

ミッションオイルとエンジンオイルを抜きましたが、どちらもほんの少ししか入っていません。
これでは焼き付いて当然です。
かなりの数のネジを外し、ここからは密閉度が高いので慎重に苦労しながら分解しました。

肝心のエンジンルームにたどり着き、クランクシャフトとピストンを連接しているコネクティングロッドを外します。
ここでピストンを動かしたのですがなんと動くのです!
そこで燃焼室側のネジを外し、確認したところススで真っ黒です。
綺麗に掃除してからピストンを抜いてシリンダ-を確認したのですが、焼き付いた時に出来る傷も見当たりません。
ピストンは大丈夫みたいです。

それなら何故?
コネクティングロッドを取り付けるとエンジンが回らなくなりますので、此処が原因だと分かります。
コネクティングロッドを取り付けている金具を良く見ると、本来ならクランクと接合している処なので鏡面仕上げされている筈なのに筋状の傷があります。
エンジンが固着した原因はこれです!

筋傷をヤスリで丁寧に時間を掛けて磨きました。
これでクランクシャフトは廻るようになりました。
しかし、軽やかな動きではありません。
あまり削り過ぎると問題がありますので、一旦エンジンを組み直しました。
そして、リコイルコイルを引くと廻るのですが、やはりかたいです。

今回の作業は雨が降ってきたのでこれで中断します。
動きを軽くする方法を頭を整理しながら考え、又の機会に修理を再開したいと思います。
結果はともあれ、面白くなってきました。
乞うご期待を!



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気ままなライオンさんへ

悠々蘭々さん

バラスのは面倒ですが、案外簡単ですね。
でもネジが固着した処は外せませんでした。
素人だから仕方ないですが、上手い人は色んな手法を知っているのでしょうね。
少し回るようになったので、知恵を絞ってリコイルが簡単に引けるまで頑張ります。

2021/03/13 09:02:18

すごいですね

気ままなライオンさん

知識なしでも、そこまでできるのは凄いですね(^O^)

2021/03/12 23:46:19

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