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兵庫県南部の島

かわいそうになぁ 

2021年03月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

小さな子供を餓死させてしまった事件があった。
成長盛りの子供の食事を制限していたら、子供はどれだけ辛いのだろう。

私が幼稚園の頃はまだ、日本国中食べるものが少なかった時代だ。
お米の配給で母や兄が配給所へ出かけていた。サツマイモの配給もあった。大豆の搾りかすも食料になっていたというが、これは食べた覚えがない。

ジャガイモの配給で出てきたのは、小さな芋だった。皮をむくまでもないくらいに小さい。これを母はゆでて、塩をふって食べたが、今の私が馬鈴薯の収穫の時に、この時食べたいもの数倍のものも捨てて収穫しているのだ。だから、捨てるような馬鈴薯を戦後の人々は食べていたのだ。

学校給食でのミルクの味。今はこんなものは食事にはないだろうが、当時の学校ではこれも飲んでいた。時々は甘い味がしたが、このミルクを飲んで元気にもなれたのだ。お椀を学校へもっていき、みそ汁だけの給食もあった。中身は玉ねぎの切れ端だけだったが、皆でのんだのだ。

子供の栄養失調は辛いことだ。おなかを減らして泣くこともできない子供はどんな思いだったのだろうか。



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