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老い朽ちる日までに

一橋桐子(76)の犯罪日記 (原田ひ香著) 

2021年03月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

老親の面倒を見てきてた桐子は、気づけば結婚もせず、76歳になっていた。
両親をおくり、わずかな年金と清掃のパートで細々と暮らしているが、貯金はない。同居していた親友のトモは病気で先に逝ってしまった。唯一の家族であり親友だったのに……。このままだと孤独死して人に迷惑をかけてしまう。絶望を抱えながら過ごしていたある日、テレビで驚きの映像が目に入る。収容された高齢受刑者が、刑務所で介護されている姿を。これだ! 光明を見出した桐子は、「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索し始める。 2020年11月刊行

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