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たかが一人、されど一人

終戦の日 

2020年08月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 季節柄当たり前かもしれぬがとにかく暑い、朝5時前に起きてエアコンの効いた部屋から襖を開けて1歩廊下に出ただけでむっとした空気に包まれてしまった。しばらくしてテレビで知ったが、午前3時の段階で東京の気温が30℃を超えていたらしい。昨日の終戦の日、政府主催の式典で陛下は先代から受け継がれている「深い反省」の言葉を述べられ、首相はあいも変わらず反省には触れない短いメッセージを読み上げるのみ。これも毎年のことだから驚くには当たらないが、元外務官僚の天木直人氏のメルマガが興味深い記事を配信してきた。曰く、日本の式典や閣僚たちの靖国参拝騒動は慣れているので驚かないが、韓国の文在寅大統領の光復節の演説に衝撃を受けたとのこと。理由「韓国は戦後も軍事体制国家であり続け、大戦の終結から42年経って盧泰愚大統領時代にやっと民主化宣言を出したくらいだ。天木直人氏は次のように書いている。「韓国は日本に侵略・併合され、さらに8・15に解放されても米ソの冷戦の犠牲になって今日も苦しんでいる。 その韓国が、侵略国に歴史問題で協議を呼び掛け、世界平和に寄与する共生の国になろうと国民と世界に呼びかけているのだ。 翻って日本はどうか。日本のことばかりだ。日本は紛れもない侵略国であり戦争国家だったのだ。 それを、みずから総括することなく、米国に許してもらったからと言って対米従属に走り、自国の事ばかりしか考えない国になった。そして、いまもって、侵略したかしなかったが政局のネタになり、国民を二分する論争になる。」そして次のように締めくくる「韓国は、遅ればせながらも、軍政を克服して民主革命を果たした。しかし、日本はおよそ民主革命なく、天皇主権から日米安保体制という米国主権になし崩しに移行し、その裏には、それを執行する官僚主導の政権が続いた。 これでは永久に日本は民主国家になりえない。このままいけば日本は韓国には勝てない。それどころか、ますます米国の占領国に埋没して世界からその姿が消えていく。」日本の社会制度に関する思いもよらなかった新しい視点だった。韓国との間での勝ち負けは別にして、改めて考えて見る必要がありそうだ。実はこのメルマガを読むまで、戦後の日本を思い返し、日本には上流社会が消えたことや真のエリート層が見当たらないことについて書きたいと思っていたが、隣国のこと深く知ることの方が大切と思い、これは後日に譲ることにした。

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