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玉音放送後、父は「戦争は終わった、アメリカ兵は女を乱暴するから気を付けろ」と。 

2020年08月15日 外部ブログ記事
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縁故疎開先の元八王子国民学校が、7月28日と8月3日の米陸軍戦闘機P51マスンタングのロケット弾爆撃で校舎が消失したので、杉並区井荻一丁目の自宅に戻っていました。8月15日の玉音放送は、父38歳、母31歳、4歳と2歳の妹、そして女中道子20歳が、茶の間の茶箪笥の上にあったラジオの前に並んで聴きました。8歳の管理人は、天皇裕仁の甲高い声だけで何んのことかサッパリ分かりませんでした。父は「戦争は終わったよ。これからアメリカ兵がやって来るが、女を乱暴するからお前達は気を付けろ」と、言ったのだけは記憶に残っています。父が中支戦線で中国人女性をレイプしたかどうかは分かりませんが、戦場の体験から出てきた言葉だと思っています。

校舎が焼けた後の二学期から二部授業が始まりましたが、「東京っ子」と学校でも村でも虐められていたのでそのまま自宅で生活しました。翌年四月、桃井第四小学校三年三組に編入しました。“人生の恩師”でもある、青山師範を卒業したばかりで、国民服のズボンにゲートルを巻いた山下朝春先生が担任でした。

元八王子国民学校三年生(管理人は最前列右から二番目)校長先生もゲートルを巻いています。後ろには二宮尊徳像が。
(了)

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