ひろひろ48

幼い子どもの犠牲 

2020年07月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

コロナ禍のせいだろうか?幼い子供が犠牲になる事件が。
10年すこし前に、民主党鳩山政権になったとき、子どもたちは社会で育てるべきものとして、授業料、子どもの医療費、保育園などの政策が充実された。すごくうれしかったことを覚えている。
いま、格差の問題、シングルマザーの問題、貧困問題、それがコロナ禍で、より顕著になっている。
そんな状況で、幼い子供たちが悲惨な環境で亡くなっている。
たしかにひどい母親もいるかもしれないが、社会がもっと子供たちに手を差し伸べていれば、、と思う。

新聞の夕刊のコラム「紙つぶて」から

繰り返される子の死:雨宮 処凛(作家、活動家)

またも痛ましい事件が起きた。東京都大田区で3歳の女の子が自宅に置き去りにされ、命を落としたのだ。逮捕されたのは24歳のシングルマザー。一報を耳にして思い出したのは、大阪で10年前の夏に起きた「置き去り死」事件だ。亡くなったのは、3歳と1歳の子ども。逮捕されたのは23歳のシングルマザー
このような事件が起こるたびに、母親への非難の声が渦巻き、児童相談所は何をしているのだと批判を受け、再発防止のためにはという議論が起こり、そしてすぐに忘れられる。
どちらのケースでも、母親は周りに「子どもは他の人が面倒を見ている」と嘘をついていた。その嘘は、切実な願望だったのだろうとも思う。もし、いつでも無料で安心して子どもを任せられる状況があれば、子どもは部屋に隠され、そのまま命を落とすことはなかった。
「母親なんだから子どもの面倒を見て当たり前」という意見もあるだろう。しかし、「ひどい母親」と思われたくないから「他の人が面倒を見ている」と嘘をつく。常に「母親なのに」と責められるのではと怯える彼女たちにとって、公的な機関に助けを求めるのは至難の業だ。どうか、母親たちが嘘をつかずに済み、責められずに相談できる場がたくさんできますように。そのことで守られる命が多くある。
<引用以上>

テレビのニュースで流れて、ひどい母親だね、、という話題ですましてしまう。。この状況で、多くの人が失業し、自分の食べる事さえ窮する。それなりの会社の正社員で、住む所も、食べることも、子どもの学費も、塾代も、不自由ない人は別にして、多くのシングルマザーは、この状況に仕事を求めている。子育ては、一人じゃ、しんどい。母親、その子ども含めて、守っていける社会になってほしい。



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