メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

一絵一期

マンクスロフタン 

2011年08月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


何とも不思議な感じがする羊だ。原産地はイギリス本島とアイルランド島との間のアイリッシュ海の中央に位置するマン島だ。雌には2本、雄には角が2本から6本生えるという。画像のものも実は顔の向こう側にも1本生えているので都合4本角だ。
さて、マンクスロフタンはManx Loaghtanと書くが、Manxは「マン島の」という意味のマン島語だ。Loaghtanについては調べたが解らなかった。ただ、マンクスロフタンは、当時マン島を支配していたバイキングの言葉で「小さな愛らしい茶色いやつ」と言う意味だそうだ。
この羊は小型で頭部と四肢は黒褐色の短毛で覆われ、羊毛としては褐色の毛を生産する。1970年には絶滅の危機に瀕したがイギリス本土で増殖が図られ、現在は希少品種保護団体によって、純粋種の登録と保護が行われている。日本では「レアシープ研究会」という団体が血統を管理しているそうだ。
画像のものは恩賜上野動物園にいたもの。と書いたが、私がこの羊を見て写真を撮ったのは2008年12月16日だった。驚くと共に感激したものだった。ところが、この画像を描く際に改めて調べてみたところ、なんと、翌年2009年8月11日に亡くなっていたのだ。
2008年10月10日、日本獣医生命科学大学の附属牧場「富士アニマルファーム」(山梨県)から上野動物園にやってきたばかりだったのだ。マロンという名がつけられて少し人気が出てきていたところだったので残念だ。ただ、当時10歳という高齢だったそうで、致し方ないかもしれない。冥福を祈りたい。合掌。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ