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平成の虚無僧一路の日記
言葉は要らない
2020年06月14日
テーマ:テーマ無し
「言葉で伝わるのは、わずか7%。口調で18%。あとは “見た目”」という調査結果がある。一理ある。悪さをした幼い子供に、いくら理詰めで説いて聞かせても伝わらない。福沢諭吉は、子供達が 騒ごうが 悪さをしようが、多少のことは黙って見過ごしていた。決して声を荒げて叱ることはしなかった。あまり目に余るいたずらには、目で叱った。時には悲しい目、嘆かわしいという目、あきれたという目で、自分の思いを子供たちに判らせたという。ただし、自分の行為に責任を持てとだけ教えた。それが「独立自尊」の教育だった。ある仏教系新興宗教の教団で、入信した何人かの体験発表を聞いた。小乗仏教のタイや、キリスト圏のドイツ・フランス、ブラジル人、イスラム圏の人までが、入信しているのには驚きである。仏教なのに世界60か国に支部を持ち、全世界に200万人の信徒を抱えるという。台湾の教徒は「日本語は判らなかったけれど、教主の音声(おんじょう) の美しさに心打たれて入信した」と。また、ブラジル人は「写真を見て」と。まさに、言葉による理解を超えて、感じるものがあったということか。もっとも、真言宗も禅宗も「不立(ふりゅう)文字」「口伝(くでん)」なのだ。経も言葉も要らない。身をもって体得して解ることなのだ。高野山の空海は、比叡山の最澄から『理趣経』を拝借したいと言われたが、「字を読んで、解ったつもりになるのはいかん。文字からは真理は悟れない」と拒否した。言葉はたしかに誤解も招く。
(『理趣経』は「男女の交合によるエクスタシーも最高の極楽」とあからさまに書いてあるので、そこからいかがわしいセックス教団がいくつか派生し、幕府の取り締まりにあっている)
曹洞宗の道元は「ただ座せ」と。普化宗は、「ただ尺八を吹け」。それだけ。言葉は要らんと。
さてはて、今朝、K子さんから「娘を叱ってほしい」と頼まれた。「母親に説教するのでうるさくてかなわない」とのこと。「叱ったって人は変わりませんよ」と答え、K子さんの家に伺った。その家の壁に「すべては自分事、他人を責めず、まず自分が変われ」と書いた色紙が飾ってあるではないか。「これこれ、あなた(k子さん)が変われば、娘さんも小言を云わなくなるでしょう」と。
「言葉で説得しても相手を変えることはできない」とK子さんに語ったが、さて、その言葉でK子さんは変わるでしょうか。実はK子さんの愚痴はもう10年も前から 会うたびに聞かされてきたこと。何を云ってもK子さんは変わらない。言葉では人を変えられないという実例でござる。
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