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たかが一人、されど一人

BSプレミアム「ヒマラヤのハニーハンター」 

2020年04月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

暇を持て余して毎晩のように アマゾンで無料の下らない映画を観て時間つぶしをしている。困ったものだと思っていたところ、、一昨日だったかたまたまNHK・BSプレミアムで大変興味深いドキュメンタリー「ヒマラヤのハニーハンター」を観ることが出来た。冒頭を見逃しているのでいつ制作されたものか分からないが、もう何年も前かもしれない。しかしごく最近、例えば昨年制作されたとしても不思議は無い。NHKオンデマンドにもアップされていないので、確認すべく電話をしたが、NHKも不要不急の問い合わせはすべて断り、コロナ問題に限って受け付けるとのこと。出勤者を大分絞っているようだ。ネットで調べると放送で観たのと同様の動画や写真が、海外のものも含め多数アップされている。中には5年以上前のものもあるが、内容は見た番組と殆ど同じ。ヒマラヤ山麓の時間は極めてゆっくり流れていることがよく分かる。ハニーハントとは山麓の崖に生息するミツバチの巣を取って蜂蜜を確保する仕事、これが大変冒険的作業。ヒマラヤのミツバチは断崖絶壁に巣を作るからである。先日観た番組は150メートルほどの断崖の中腹だったと思う。その場所は当然ながらなんの目印もない。この土地を知り尽くした名人がチームを率い、長年の経験を頼りに道なき崖を道具を持って降りたり登ったりするのである。この仕事を先祖から引き継いでいるのはグル族(ネパールは多民族国家で、昨年訪問した時のガイドが全員グル族だった)。リーダーはかなりの年配で、息子の他に総勢10人ほどのチームを率いている。手分けして担いでいる道具は殆どお手製、圧巻はリーダーが命を預ける縄梯子、全長40メートル程だったと思うが、縄も横木も全て手造り。諏訪の御柱の引き縄を思い出した。これを崖上から垂らして上下5人位で支える仕掛け、さすが補助ロープはナイロン製だと思う。よく出来た番組だと思ったのは、出発して約5時間、やっと発見した巣場所での収穫がゼロ。已む無く近くのグル族の家に泊まることになるが、この部落は標高2千メートルの位置。これが昨年トレッキングを開始して最初に宿泊した場所にそっくり。普段、相当面白い番組でも9時半には切って寝てしまうのが、10時までバッチリ観たのはそれが理由だ。昨年のトレッキングのガイドは全員近代的なトレッキング装備をしていたが、ハニーハンターはトレッキングシューズを履いている人間がいない。素足にサンダルで崖を歩いている。しかも蜂の巣を取る段になると全員頭はネットで覆うが、手足をハチに刺されまくり、手などボクシング・グローブのようになってしまう。自然と共存する人間の強さに改めて驚異を覚えた。

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