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映画が一番!

エリジウム 

2020年04月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日、二本目の映画紹介は「エリジウム/Elysium」。
BSフジで20120年4月12日(日)21:00〜放送。
<BSフジ4Kシアター>とありますから、
4KのTVがある人は4Kで観て下さいね。
2013年9月に観た時の感想文です。

エイリアンと人間の衝突を描いた映画「第9地区」の
ニール・ブロンカンプ監督の第二作目。

キャッチフレーズは、
”彼の余命は、あと5日…。戦争も病気も存在しない、
富裕層のみに開かれたその理想郷(エリジュム)で、
彼を待ち受けていた切なすぎる運命とは…”。

2154年。人口増加と環境破壊で荒廃が進む地球で
生活する貧困層。
その一方、富裕層だけは、400キロ上空に浮かぶ
スペース・コロニー“エリジウム”で
病気も、戦争も、貧困もない理想郷に住んでいた。

そこには、どんな病気も一瞬で完治する特殊な
医療ポッドがあり、永遠の命を得ることが出来る。

エリジウムを頭上に臨みながら、ロボットの組み立て
工場で働くマックス(マット・デイモン)。

工場の事故で放射能を浴び、余命5日と宣告されてしまう。
生き延びるためにはエリジウムで治療する以外に道はない。

そこでマックスはレジスタンスの
スパイダー(ヴァグネル・モーラー)の助けを得て、
エリジウムへの潜入を図る。

だが、その潜入を阻むのは、
地球とエリジウムを統括する防衛庁長官で地球市民を
監視するCCB(民間協力局)の総責任者である
防衛長官のデラコート(ジョディ・フォスター)。

ストーリーは単純明快です。

地球上で貧困と病苦に喘ぐ多くの貧困層が
ひと握りの富裕層に闘いを挑む展開。

今の日本も格差社会、そのうち非正規労働者が
反旗を翻す時代が来るかも?

映画に登場するSF的なガジェットが特に興味深かった。
例えば、マックスが自らパワードスーツ(強化外骨格)で
肉体を強化して闘うとか。

又、頭脳にはIDチップを埋め込み、
敵のデーターを瞬時にダウンロード出来るようになる。

ドロイドと呼ばれるセキュリティ用ロボットや、
天空に浮かぶ宇宙ステーションに連絡用シャトル等々。
SFファンには堪えられないですね。

P.S
テーマは現代社会にも通じる“容赦なき二極化社会"。
金持ちと貧乏人、支配者と虐げれる者。
優勝劣敗のこの世界。

世界を見渡せば、多くの国が
ヒエラルキーの構造となっています。
北朝鮮、中国、米国、我が日本もそうですね。

現実にアメリカでは11日、
「新型コロナウイルスによる死者が世界最多になった」なり、
死者が2万人を超え、
イタリアの1万9000人を上回ったようです。
ところが、死者は貧困層が大多数とか、
これも本作同様、犠牲者はいつも貧乏人なんですね。

日本でも非正規雇用者が増えれば増えるほど、
社会は不安定になり、

そのうち政府に反旗を翻すようになるのではと、
思っていますが?



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