メニュー
最新の記事
-
羽田を安全・安心の国際空港へ -
「蘆花恒春園震災トイレ」を防災マップに掲載しない官僚的な世田谷区 -
広島最大級の被爆建物・旧陸軍被服支廠の耐震化に29億円 広島県 -
沖縄県主催シンポジウム【 日米地位協定の改定に向けて−他国の地位協定との比較で見えた展望−】 -
沖縄県主催シンポジウム【 日米地位協定の改定に向けて−他国の地位協定との比較で見えた展望−】
テーマ
カレンダー
月別
- 2024年01 月( 25 )
- 2023年12 月( 53 )
- 2023年11 月( 44 )
- 2023年10 月( 50 )
- 2023年09 月( 41 )
- 2023年08 月( 58 )
- 2023年07 月( 41 )
- 2023年06 月( 44 )
- 2023年05 月( 31 )
- 2023年04 月( 39 )
- 2023年03 月( 53 )
- 2023年02 月( 41 )
- 2023年01 月( 46 )
- 2022年12 月( 70 )
- 2022年11 月( 48 )
- 2022年10 月( 58 )
- 2022年09 月( 43 )
- 2022年08 月( 71 )
- 2022年07 月( 55 )
- 2022年06 月( 54 )
- 2022年05 月( 50 )
- 2022年04 月( 63 )
- 2022年03 月( 50 )
- 2022年02 月( 33 )
- 2022年01 月( 45 )
- 2021年12 月( 46 )
- 2021年11 月( 44 )
- 2021年10 月( 52 )
- 2021年09 月( 41 )
- 2021年08 月( 47 )
- 2021年07 月( 45 )
- 2021年06 月( 50 )
- 2021年05 月( 58 )
- 2021年04 月( 63 )
- 2021年03 月( 57 )
- 2021年02 月( 51 )
- 2021年01 月( 39 )
- 2020年12 月( 27 )
- 2020年11 月( 23 )
- 2020年10 月( 27 )
- 2020年09 月( 20 )
- 2020年08 月( 65 )
- 2020年07 月( 59 )
- 2020年06 月( 51 )
- 2020年05 月( 61 )
- 2020年04 月( 59 )
- 2020年03 月( 70 )
- 2020年02 月( 65 )
- 2020年01 月( 58 )
- 2019年12 月( 59 )
- 2019年11 月( 49 )
- 2019年10 月( 42 )
- 2019年09 月( 56 )
- 2019年08 月( 60 )
- 2019年07 月( 36 )
- 2019年06 月( 28 )
- 2019年05 月( 41 )
- 2019年04 月( 49 )
- 2019年03 月( 57 )
- 2019年02 月( 50 )
- 2019年01 月( 62 )
- 2018年12 月( 44 )
- 2018年11 月( 28 )
- 2018年10 月( 48 )
- 2018年09 月( 44 )
- 2018年08 月( 48 )
- 2018年07 月( 21 )
- 2018年06 月( 27 )
- 2018年05 月( 36 )
- 2018年04 月( 48 )
- 2018年03 月( 49 )
- 2018年02 月( 44 )
- 2018年01 月( 39 )
- 2017年12 月( 35 )
- 2017年11 月( 15 )
- 2017年10 月( 33 )
- 2017年09 月( 38 )
- 2017年08 月( 39 )
- 2017年07 月( 21 )
- 2017年06 月( 25 )
- 2017年05 月( 35 )
- 2017年04 月( 46 )
- 2017年03 月( 52 )
- 2017年02 月( 36 )
- 2017年01 月( 33 )
- 2016年12 月( 36 )
- 2016年11 月( 15 )
- 2016年10 月( 35 )
- 2016年09 月( 36 )
- 2016年08 月( 27 )
- 2016年07 月( 43 )
- 2016年06 月( 34 )
- 2016年05 月( 23 )
- 2014年11 月( 8 )
- 2014年10 月( 10 )
- 2014年09 月( 13 )
- 2014年08 月( 5 )
- 2014年07 月( 22 )
- 2014年06 月( 25 )
- 2014年05 月( 24 )
- 2014年04 月( 12 )
- 2014年03 月( 21 )
- 2014年02 月( 23 )
- 2014年01 月( 17 )
- 2013年12 月( 26 )
- 2013年11 月( 22 )
- 2013年10 月( 13 )
- 2013年09 月( 17 )
- 2013年08 月( 22 )
- 2013年07 月( 18 )
- 2013年06 月( 4 )
- 2013年05 月( 4 )
- 2013年04 月( 5 )
- 2013年03 月( 4 )
- 2013年02 月( 6 )
- 2012年04 月( 2 )
- 2012年03 月( 12 )
- 2012年02 月( 27 )
- 2012年01 月( 12 )
- 2011年12 月( 10 )
- 2011年11 月( 11 )
- 2011年10 月( 15 )
- 2011年09 月( 14 )
- 2011年08 月( 10 )
- 2011年07 月( 13 )
- 2011年06 月( 18 )
- 2011年05 月( 14 )
- 2011年04 月( 6 )
- 2011年03 月( 18 )
- 2011年02 月( 14 )
- 2011年01 月( 7 )
- 2010年12 月( 9 )
- 2010年11 月( 3 )
- 2010年10 月( 4 )
- 2010年09 月( 6 )
- 2010年08 月( 5 )
- 2010年07 月( 6 )
- 2010年06 月( 2 )
- 2010年05 月( 6 )
- 2010年04 月( 8 )
- 2010年03 月( 7 )
- 2010年02 月( 11 )
- 2010年01 月( 5 )
葵から菊へ
あかしあ法律事務所「人権侵害 ひきこもり支援ビジネス 悪質業者・精神科病院とたたかう!」
2020年02月11日
テーマ:テーマ無し
あかしあ法律事務所ニュース第15号が配達されました。2〜3面の「人権侵害 ひきこもり支援ビジネス 悪質業者・精神科病院とたたかう!」を転載します。(転載許諾済)
2019年6月朝日新聞は、この訴訟問題について掲載しました。
「第6回新宿平和のための戦争展」のチラシも同封されていましたので転載します。チラシの絵は、毎年8月に新宿区役所1階ロビーで開かれる「新宿区・平和ポスター展」の中から戦争展実行委員会が選んだもので、毎回恒例となっています。
?
>文字起こし<
人権侵害 支援ビジネス 悪質業者?精神科病院とたたかう!
? ? 2018年7月末、3 0歳代のKさんを含む4人の男性がひっそりと相談にみえました。彼らはいずれも「ひきこもり」を理由に、新宿区にある「あけぼのばし自立支援センター」という施設に、無理やりに入所させられていて、そこから何とか逃げ出し、その不当性を訴えたいということでした。
? それぞれ事情や経緯の違いはありましたが、 私は「これはとんでもない人権侵害だ」と思い、 彼らの「救出作戦」を開始。まず、大久保佐和子弁護士と同期の林治弁護士(代々木総合法律事務所)並木陽介弁護士(旬報法律事務所)にも加わってもらって(後に宇都宮健児弁護士、倉重都弁護士も参加)、弁護団を組み、いろいろと方法?段取りを考えて、ともかくも、彼らをセンターの施設から脱出させることに成功しま した。
? ? 親の不安につけこんで
? そのセンターを運営しているクリアアンサー株式会社は、自立支援をうたいながら、子のひ きこもり等に悩む親の不安をあおり、多額な契約金(700万〜2000万円)を支払わせます。そのうえで子を無理やり家から引きはなし、 センターに連れていき、携帯電話やお金を取りあげて、事実上逃げられないようにして、就労を強要するなど、支援とは全くかけ離れた対応をしている、いわゆる「引き出し屋」といわれる悪徳業者であることがわかってきました。
? 拉致?監禁?入院強制
? さてKさんの例。彼は大学卒業後自主的に研究活動を続けていたのですが、その年の5月3 日、自室にいたところ突然、屈強な男4人が入ってきて無理やり連れだそうとしました。彼が 「第三者を入れて話したい」と必死で主張し、電話をかけようとしたら、プロボクサーの資格がある男から、いきなりねじ伏せられる暴行を受け、最終的には、警備会社の男も加わって、暴力的に無理やり車に押し込まれました。車の中では、後部座席の真ん中で両腕?両足をがっしりおさえられ、身動きできない状態。そして、新宿にあるセンターの地下室に連れ込まれま す。その地下室では、2 4時間体制で見張りがつき、完全な監禁状態が9日間続きます。Kさんはこの間、恐怖心から食事をとることもできず、水だけを飲んで、体重も激減。Kさんが食事をとらないことから、センターは、Kさんに「健康診断のために病院に連れていく」と言い、9日目に再び車に乗せました。? 病院に着いてみると、何となく様子が変です。 実は、そこは足立区にある成仁病院という精神科病院でした。それでもKさんは、医師にセン ターの人権侵害状況を話せば助けてくれるので はという淡い期待も。
? ? 3日間も身体拘束
? ところが医師はろくな問診もせず、「決まったことだから」と入院を一方的に通告し、さらに、看護師たちは、Kさんにオムツをはかせ病衣を着せ、手足と胴に拘束帯をはめ、ベッドに縛りつけてしまったのです。このときKさんは体力も落ちていましたし、意識的に冷静に対応して、怒鳴ったり暴れたりするということは、 全くなかったにもかかわらずです。? これは「保護入院」という手続きでした。本来保護入院というのは、「指定医」という資格のある医師が、精神障害のため入院が必要と判断し、その障害のために本人の了解が得られないときにのみ、家族の同意を得て、入院させるというものです。? ところがKさんの場合、診察した医師は「指定医」でもなく、Kさんは精神障害でもなく、 入院の必要もない状態でした。確かに母親から「同意書」は書いてもらっていました。しかし 母親は「保護入院である」ということも知らされず、通常の入院の際にも行う手続きだと思ってサインしたまででした。? Kさんの身体拘束は3日間で解かれましたが、結局6月2 9日まで閉鎖病棟に入院を強制されました。実は成仁病院は、5月18日にはもう入院の必要がなくなったことを、Kさんの父親に連絡しておきながら、退院させませんでした。それはKさんが、センターに戻ることを、 強く拒否していたからです。その後もKさんが センターに戻ることを決心すれば、すぐにも退院調整をすると誘導したり、退院の時期がせまると、「センターの職員に連れていってもらう。 拒否したら、再度別の病院に入院になる」と脅したりしています。? 結局、6月2 9日にセンターの職員が車で迎えにきて、Kさんは、センターに連れ戻されてしまいました。そして、「実家に帰ったり、家族に連絡を取ったりしないこと、これに違反した場合には、再度入院することに同意します」という誓約書に、「強制です」と言われ、やむ なくサインをさせられました。精神科病院への入院はまさに、センターの言うことを聞かない、 Kさんに対する懲罰だったことは明らかです。
? ? 人権侵害をゆるさないたたかい
? 現在Kさんは、クリアアンサー株式会社と成仁病院に対して民事訴訟を起こし、逮捕?監禁を実行した者たちに対しては、刑事告訴をしています。? しかし、クリアアンサー株式会社は、卑劣にも、昨年暮れに、破産宣告を申立て、偽装倒産とも思われるようなことをやって、自らの責任を逃れようとしています。? 成仁病院の訴訟は、これから本格的に審理が開始されるところです。弁護団は、刑事告訴も検察庁がきちんと立件し、捜査するところまで、 力をつくしていきたいと思っています。? 現在「ひきこもり」の人数は120万人を超 えるとも言われており、大きな社会問題です。 ご本人だけでなく、思い悩む家族もふくめた支援体制を、公的な責任のもとに確立していくことが求められています。私たちは、そうした運動とも連帯して、がんばっていこうと決意しているところです。
? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? (弁護士平山知子)
?
?
>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)
この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません