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独りディナー
チケット入手狂騒曲
2019年11月25日
テーマ:シニアライフ
最近はまっている阿部寛が、来年の2月にヘンリー八世の舞台に出るらしい。
実物がとにかく大きい、という阿部ちゃんを、実物大で見たくなった。
検索してみると、チケット発売日が既に始まっていて、残席のある日は数日しかない。
「残りわずか」の言葉に弱い私は、思わずクリック。
チケット予約のためには、まずホリプロの会員になる必要もあって、全てのコースを通過。
会場である彩の国ホールが何処にあるかもよくは知らないままに、予約は完了した。
これには、少なからず訳がある。
来年の10月には、ポーランドでショパン国際コンクールが開催される。
五年に一度に開かれるコンクールなので、次々回は2025年となるし、もし行くならラストチャンスだと思った。
海外旅行は、もう行くのも大変だけれど、ショパンコンクールにはちょっと心が惹かれた。
世界中から若き精鋭が集まる、ピアノ界では最もキラキラした場、とも言える。
「一緒に行かない?」と、ちょっと声をかけてみた友人が、すぐに乗り気になって、毎年オペラなど聴きに欧米に出かけている人なので、彼女の方が遙かに行動力があった。
色々なツァーがあるようだけれど、三週間位のコンクールの期間をカバーするコースは難しいだろうから、自分達で行こうか、と話が少しずつ具体化していった。
私は、気持ちだけわくわくして、アマゾンで「地球の歩き方」のポーランド版を購入して、ポーランドへ行ったら、主人の親友のスワヴェックも訪ねてみよう、等と楽しんでいたのだが・・。
ちょっと気付いて、コンクールを聴くチケットは、オンラインで買うとすれば、コンクールの事務局が取り扱っているだろう、とアクセスしてみると・・。
それは既に、10月1日から売り出しが始まっていて、
何と、全て完売という有様であった!
初日にアクセスしようとした人のブログもあって、ずーっと繋がらず、やっとアクセス出来たときは殆どの日が完売だったとか。
エージェントが買い占めているのだろうか・・。
旅行会社のサイトを見ると、コンクールツァーというのがあり、これから詳細が発表されらしい。
ファイナルなどの人気の日の入場券は抽選となります、と書かれているので、当然其処には入場券がどっさり存在しているのであろう。
友人も私も、すっかり気勢がそがれてしまい、旅行そのものを止めることにしたのだった。
エージェントに乗っかれば、行く方法はあるだろうけれど、今更感が強くて、そんな気にはなれない。
それ以来、「手に入れば御の字」みたいな気分に取りつかれている(笑い)
阿部ちゃんの舞台は、これから会場を調べて、その夜に泊まる近くのホテルも探さねばならないのだけれど・・。
そういった手続きさえも、無事チケットが入手できた満足感の一部の様な気分だ。
これからも、暫くは「ショパンコンクール・ロス」を引きずって、色々とささやかな計画をたてそうな気配である。
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コメントありがとうございました
十和子さんも、お好きですか。
味のある俳優さんですよね。
舞台のチケットを入手すると、既に観劇が始まった気分です。
ポチで実現するなんて、良い時代ですね。
2019/11/25 23:06:23