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独りディナー
疑似学生生活
2019年10月31日
テーマ:シニアライフ
札幌からの帰り、千歳空港までの高速バス沿線の紅葉は、それはそれは素晴らしかった。
考えて見れば、札幌は今まで、夏と冬しか経験していなかった気がする。
30年ほど前、カナダでの滞在も終わりに近づき、引っ越し整理に忙しかった頃、主人が突然「昼ご飯の後は、紅葉を見に行こう」と言い出したことがあった。
テレビのニュースか何かで、その美しさが報道されていたのかも知れない。
それから家族揃って、隣の州のケベックの森へと車を走らせた。
降り注いで来るような、色とりどりとも言える、様々な赤色に染まった葉っぱの中を、只通り抜けるだけの贅沢さ。
そんなことを思い出しながら、早くに訪れる北海道の秋を堪能した。
息子の家は、私の好みに合わせて、赤毛のアンの家に似せてあるから、行く度にカナダの事が思い浮かぶのだ。
でも、楽あれば苦あり。
11月半ばに予定している研究会の為の練習からは、すっかり離れていたので、今週に入って又々疑似学生生活が始まった。
土曜日の夜遅くに名古屋へ戻り、翌日の日曜日朝は、教会へ行って、その帰りに近くのスーパーでお野菜とお肉等を調達。
それからは一歩も外に出ずに、さらい始めた。
夜も練習が出来るよう、ノンアルコールだし、夕食もパスしたりする。
そのうち、頼まれていたワンポイント・レッスンの事を思い出して、送られてきたプログラムの曲目に目を通してビックリ。
何と、知らない曲が、数曲含まれていたのだった。
以前なら、公開レッスンの前は、まず音大の売店で楽譜を手に入れ、帰宅途中にある池袋の大型レコード店HMVで、CDを買い求めたものだったが。
今はユーチューブを検索すると、楽譜付きの映像も多くあって、極めて便利である。
そこで久々に出会った、リヒテルの演奏するプロコフィエフのソナタ、とか、ホロビッツの弾くスクリャービンのエチュードに、私はたちまちノックアウトされてしまった。
グールドのバッハも、こんな場合で無ければ聴かなかっただろう。
ひたすらに練習する生活も、有意義ではあるけれど、気持ちがきっと、学生の様に広いアンテナを張り巡らせているのだろう。
芸術家達の作り上げる世界の偉大さに、私の志向も少なからず変化していった様な気がする。
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