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徒然なるままに 

2019年09月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

音大に進んだ昔の生徒が、夏休みに帰省していて、我が家を訪れてくれた。

だいぶ前に約束していたのだけれど、もしピアノを聴かせてくれるなら、日曜日に調律してもらうので、そのあとに変更をしようか、と提案してみた結果、昨日来てくれたのだった。


夏休み前の公開試験で弾いた、メンデルスゾーンの「厳格なるヴァリエーション」を弾いていた。

高校時代は、部活で忙しくてあまり練習をしなかった子だけれど、コンクールなどの目的を目前にすると、その時だけは集中して練習するので、その気になればかなり良い演奏ができるタイプだった。

今は、音大生としてしっかりとスイッチが入ったのだろう。

私の大学時代の同級生の門下に入れてもらったので、その後の様子も伝わってきて、中々楽しみである。

ひと月以上も前に試験で弾いた曲を、私のところで再び弾こうという気概は、中々なものだと思う。

弾くことが、楽しいのだろう。


新しい曲に関しても、楽譜を持参していくつか質問もしていた。

私は、聴かせてもらうのは嬉しいけれど、今は他の先生の門下生なのだから、レッスンはしないよ、と最初から言ってあるのだけれど・・。

でも、若い人に限らず、前進している様子は素晴らしい。


昨日は、やっぱりちょっとくたびれて、そのあと昼寝をしたので、夜に目が冴えてしまって、アマゾンプライムで、吉永小百合が製作から携わったという映画を見た。

「ふしぎな岬のものがたり」だったかな・・。


私は、あまり吉永小百合という女優さんは好きではないのだけれど。

でも、女優として功成り遂げた一人の女性が、この期に及んで作り上げた映画、という観点からみると、まあ後味の良い内容だった。

何と、阿部寛が、実の叔母にあたる吉永小百合に対して、淡い思いを抱く無頼漢のような、まあ寅さん的な役で出演していた。

吉永小百合からのオーファーがあったらしい。

いつもとは、まったく違う役柄で、この作品でも主演男優賞を、主演女優賞の吉永小百合と並んで、受賞したそうだ。


阿部寛が、どんな経緯で、多彩な役をこなしていったのか、とても興味があったので、今日は阿部寛の主な出演作を簡単な年表にしてみた。

私は最初、是枝作品に出てくるコメディタッチの駄目男役を見てファンになったので、若い頃はモデルからスタートした二枚目だったとは知らなかった。


モデル出身から、性格俳優としてブレイクするまでには、結構苦労時代があったらしいが、今私が見るだけでも、その演じる幅の広さには圧倒される。

今まで演じたことのないような役の方が、燃えるのだとか・・。


しかし、あの濃い顔でエキセントリックな役をこなす阿部ちゃんよりも、是枝作品に登場する様な、何処にでもいそうで気が弱くて、人の好い役柄の阿部ちゃんの方が、私にとっては毎日の生活の、まるでBGM的な存在といえるのである。


例えば疲れた時など、テレビドラマの「ゴーイング マイ ホーム」の映像を、ながらの様に流している事が多い。

殆ど毎日流しているから、セリフを聞いただけで、場面が思い出されるので、家事をしたり、マッサージ器に乗ったりしながら、徒然なる一人暮らしを楽しんでいるのだ。



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