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映画が一番!

命みじかし、恋せよ乙女 

2019年08月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆様、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
『命みじかし、恋せよ乙女/
Cherry Blossoms and Demons』。

2018年9月に他界した樹木希林が
初めて出演した海外製作作品で、
女優として最後の出演作となったドイツ映画。

と、言うことでチラシも見ずに見に行ったが、
冒頭のタイトルシーンに出て来た
「百鬼夜行絵巻 」風のイラストで、
頭に浮かんだのは「?」…。

キャッチフレーズは、
”人生は、本当の自分に戻る旅”

ドイツ・ミュンヘンで一人暮らしをする
男性カール(ゴロ・オイラー)。

彼はエリート銀行員だったが、
酒に溺れた彼は、仕事を失い、
妻は幼い娘を連れ家を出てしまった。

孤独に苦しみ、泥酔の末に「物の怪」を
見るようになるカール。

そんなある日、彼の元を日本人女性の
ユウ(入月絢)が訪れる。
ユウは10年前に東京を訪れていたカールの
父親ルディ(エルマー・ウェッパー)と親交があり、
今は亡きルディの墓と生前の家を見に来たのだと言う。

カールは、風変りな彼女と過ごすうちに、
次第にユウに惹かれていき、
人生を見つめ直し始めるが、
その矢先、彼女は忽然と姿を消してしまう。

カールはユウを探しに、ユウの
祖母(樹木希林)が住む、
旅館“茅ヶ崎館”へ向かう…。

これまでにも日本を舞台にした作品を手がけてきた
ドイツ出身のドーリス・デリエ監督だけに、
日本とドイツの”ゴースト(幽霊?)を通して、
主人公の精神世界の闇を描き出し、
再生させる手法は良く出来ています。

しかし、私の目当ては樹木希林。
彼女が歌う、♪♪ゴンドラの唄♪♪は
彼女の最後の辞世にふさわしい歌でした。
https://youtu.be/agZh74SWfN4

♪♪いのち短し 恋せよ乙女
 あかき唇 あせぬ間に
 熱き血潮の 冷えぬ間に
 明日の月日は ないものを♪♪

この歌を聴くとすぐに、
黒澤明監督の「生きる」で歌う志村喬を思い出します。
https://youtu.be/rDjmDHiSTm8

このシーンを見ると、涙が出てきます。



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