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釣り師カッチャン

8月の3・4冊目(36/37冊)は! 

2019年08月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


8月の読破は 松本清張 さんの  「神々の乱心 上・下」 です。  内容・・・・ 昭和初期を雄渾に描く、巨匠最後の小説。満洲と日本を舞台に描いた未完の大作千七百枚        松本清張渾身の遺作! 昭和八年。東京近郊の梅広町にある「月辰会研究所」から出てきたところを尋問された若い女官が自殺した。特高課第一係長・吉屋謙介は、自責の念と不審から調査を開始する。同じころ、華族の次男坊・萩園泰之は女官の兄から、遺品の通行証を見せられ、月に北斗七星の紋章の謎に挑む。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・  残念ながら著者の死去で物語が完結には至っていないが、著者の何時もの作風で豊富なデータを基本に多面的な表現と各面の相関を時系列に確認すると、最終への導きがそれなりに予想できる作品でした。 もうこれでもかとばかりに、細密画のような描写が続き久しぶりに松本清張をあじわいました。 良いなあ清張は。最初から最後まで緊張のミステリーはやっぱり群を抜いた出来でした。   

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