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2019年03月26日 外部ブログ記事
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 カズオ・イシグロ著「浮世の画家」について

 写真は散歩道に咲く春の花。

 昨日のこのブログで「われらが内なる隠蔽」柴谷康博篤弘著について読後感と感想を載せさせていただきました。その際に、カズオ・イシグロの「浮世の画家」についても隠蔽との関りで柴谷氏の著書に掲載されていることを簡単に触れました。実はこの時点で私は芸術家の作品と「隠蔽」という言葉の意味との関係に少し違和感を感じたのも事実です。

 「われらが内なる隠蔽」の中でイシグロの作品が書かれているのは第一部 戦争と芸術の「2、戦争へのいとぐち」(ページ36からページ40まで)の短い記述です。その後、「3、戦争が批判について」では著者は「15年戦争が終わって、あるいは太平洋戦争の間、・・・残念ながら私の勤めていた大学の美術学部からは出てこなかった。・・・私はいずれ、その欠を埋めなければならないはずであった。」とあるので著者もその点についは多少の違和感があるかもしれません。

 本日の話題は2017年にノーベル文学賞を受賞した、カズオ・イシグロの作品「浮世の画家」が映画化されたことです。実は3月24日(日)BS8Kで、日曜美術館 「浮世の画家に挑戦した現代の芸術家」の番組を昨日DVDで見ました。家内は既に原作の日本語訳を読んでいて大変興味深く一緒に見ました。「隠蔽」とは関係なく、ノーベル文学賞の受賞作品の映画を観るのが楽しみです。3月30日にはNHKで映画が放映されますので必見です。出演者、渡辺謙、広末涼子、寺田心の会見動画もお楽しみください。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/preview.html?i=18145

8Kスペシャルドラマ「浮世の画家」
放送予定】3月24日(日)[BS8K]後9:00〜10:29、3月30日(土)[総合]後9:00〜10:29


【あらすじ】終戦から3年ほど過ぎ、高名な初老の画家・小野益次(渡辺 謙)は、焼け跡から徐々に復興の姿を見せていく街で、平和な日常を過ごしていた。愛すべき娘(広末涼子)や孫(寺田 心)の訪問、なじみの飲み屋のママとの世間話、戦前からの旧友との 邂逅 かいこう。あるとき次女(前田亜季)に縁談が持ち上がり、小野は、そこから周囲の視線の変化に気づき始める。確固たる決意で国のために尽くしてきた自分が、何故非難されなければならないのか。そして、過去の影におびえる自分の弱さも認識していく…。


「原作】カズオ・イシグロ『浮世の画家』
【脚本】藤本有紀【音楽】三宅 純【出演】渡辺 謙、広末涼子、前田亜季、寺田 心、中村 蒼、大東駿介、和田正人、渡辺大知、長谷川初範萩原聖人、秋山菜津子、前野朋哉、佐藤隆太、佐野史郎、余 貴美子、小日向文世、奥田瑛二 ほか【制作統括】内藤愼介、海辺 潔【演出】渡辺一貴http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/uploads/original/16717/ukiyonogaka_main.jpg

カズオ・イシグロの出世作を8Kで映像化!
高名な初老の画家を渡辺 謙が演じる!
8Kスペシャルドラマ「浮世の画家」

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