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独りディナー
これも、備忘録
2019年03月01日
テーマ:音楽
12月に、コンサートをする事にした。
スクリャービンの前奏曲。
私はスクリャービンの作品が好きで、よく生徒に勧めるのだが、レッスンしているとすぐに、自分も弾きたくなってしまうのだ。
他に練習しなくてはならない曲がいくつもあるのに、ついスクリャービンを弾いてしまう。
先日、弟と息子と、一緒に弾き語りをしたとき。
私が「ノクターンの遺作を弾いていると、ショパンの言葉が聞こえて来る気がするのに、かの有名な作品9の2は、どうも聞こえてこない」とつぶやくと、
息子は「そりゃ、そうだよ」と言う。
「だって、戦場のピアニストのノクターンは、私には言いたい事がある、って曲なのに、有名な方は、あなたの事を聞きましょう、って曲じゃん」
弟も、爆笑してたな。
いつも息子は私に、人の話を聞いてくれよ、と苦情を言い続けているのだ。
そうか。
私は、「あなたは何が言いたいの?」といった風な曲が苦手なのだ。
ちょっと、目から鱗、であった。
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