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パーティへ 

2018年12月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

久しぶりの気分である。

パーティー前の、この、わくわく感。

東京で仕事をしていた頃は、職場関係のパーティーが結構あったから、それなりに着飾る機会も多かったけれど・・。

でも、楽しかったのは主人のお供で付いて行った、国際会議でのパーティだ。

パーティはカップルで出席するのが基本なので、こんなに気楽な場面は無い。

会場は、泊まっているホテルのバンケットルームの事が多かったし、主人が一緒だから、持ち物も、小型のパーティバッグと、ショール位を持参すれば良い。

主人は、通常無口なくせに、社交の場ではそれなりの対応を身につけていて、一言口を挟んで周りを笑わせたりするのだ・・。


ドレスコードも、男性の服装に関しては前日に指示があったりするけれど、女性に関しては殆ど何も無い。

胸を出して、寒かったとしても、それは自己責任ということなのだろう。


でも、東洋人である私にとって、毎回ヨーロッパの人達の服装を眺めるのは、楽しい経験だった。

色使いの、見事な人が多かった。

イギリス人のジルさんは、いつも同じ幾何学模様のブラウスを着てる様に見えて、実は一枚一枚微妙にデザインや色使いが違うのだった。


私は、最後の日のバンケットでは大抵、コンサートで着用したイヴニングを着ることにしていた。

そんな派手な服装でも、お部屋で鏡に映すときとは違って、会場に着くと渋い華やかさと、シャンデリアの光に和らげられて、場に馴染むのだった。

って、自分で思い込んでいただけかも知れないが、思い込める自由な空気が、其処にはあった。


今晩は、久々のパーティ。

主人の置き土産の様な、場である。



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彩さん、コメントありがとう

シシーマニアさん

主人はいつも一緒に居るので、寂しさはまだ余り感じていないのだと思います。

先日、海老蔵さんの、夫人が旅立たれた頃のブログを読んでいて、もらい泣きをしてしまいました。

我が家の場合は、主人が自分で納得して人生を終えたので、悲しみというのはちょっと違うのでしょうね。


でも、何か面白いことがあって、うちに帰ったら伝えよう、と思わず考えてしまうときは、寂しくなりますけれど・・。

2018/12/26 07:54:59

最後の一行に

彩々さん

>主人の置き土産の様な、場である。

この一行にずしんときました。

色々なシーンで、ご主人の存在が
色濃く出てきて、彷彿とさせられます。

今のシシ―さんがシシ―さんらしく
いらっしゃる事に、我が身を思い出しても
懐かしく羨ましく思いました。
まだまだ、ご主人様と共に生きておられる
ますね。


夫を逝って16年になろうとしている私は、
最近では夫の声を聞きたくとも、聞こえて
来ない状態になったような。

おぉ〜、イケない。
湿っぽいこと書いちゃいました。

華やかなブログだったのにごめんんさい。

2018/12/26 06:18:01

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