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2018年12月08日 外部ブログ記事
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 日本橋・水戯庵

 日本で初めての新感覚・劇場型・レストラン&ラウンジが今年三月オープンしました。能や狂言を中心にした古典芸能の世界を食事の合間に簡略スタイルで見ることが出来ます。第一部(昼食時前後)、第二部(マチネ)、第三部(夕食時)と毎日三回公演となってます。

 昨日は私の先生である観世流の清水義也能楽師が「羽衣」のシテを舞囃子形式で面(おもて)をつけて舞うとのことで、澄声会の有志で出かけ夕食(美味しいい寿司)を頂いた後、楽しみました。最初は案内もなく、紋付き袴で清水先生が舞い、その後、司会進行役を努めた武田友志能楽師のトーク・ショーが始まりました。

 明らかに古典芸能は初めての方を意識したトーク・ショーで、外国人などには喜ばれるのではないかと思いました。本番は「羽衣」のお能の一部分でしたが、始めてお能を観られる方にも短いバージョンですので、肩肘張らず、気楽に楽しむことができます。日本語の分からない方のために英語の簡単な解説書もあります。

 写真は講演終了後、写真タイムと称して出演者の紹介があり、仕舞を今一度披露されました。動画撮影も可能とのことで一分間ほどの動画ですが清水プロの仕舞の動画を早速FBにアップさせてもらいました。ご存知の方も多いかと思いますが、お能や素謡でも公演の写真や動画・テープを取ることは禁じられていますし、そもそも観能の際に拍手をすることも本来許されていないのです。最後に能楽師たちは衣装を着かえ、お客様にご挨拶をするため客席にまで立ち寄られます。

 新感覚の劇場型公演とはそのあたりを指していますが、伝統芸能を観ていただく方に少しでも楽しんでいただこうとの努力と、外国人の来日が増え、伝統芸能への興味も深いわけですが、歌舞伎と異なり、お能はこれまで敷居が高すぎ敬遠されてきました。

 そのあたりの反省と将来を見据えての努力なのでしょうか。夕食時込みで料金は10,000円以内(但し、飲み物は別)と良心的です。夕食時の公演が終了するとラウンジに変わり、談笑とアルコールタイムとなります。場所は日本橋三越本店の筋向いで、福徳神社の横の道を地下に入ったところにあります。日々是好日。

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