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雑感日記

情報公開の難しさ 雑感  

2011年05月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



★世の中で情報公開がこれほど求められている時代は今までなかったと思う。
確かに、いろいろと情報を知りたがる。 政府も企業も『情報開示』を求められていることは間違いないし、情報開示の責任は常に背負っている。
インターネットの普及や科学の進歩で、現在では、情報も幾らでも細かく取れるようにはなった。
その情報をいつの時点で、どの程度の頻度で、どの程度細かく公表すればいいのか、現実の対応はなかなか難しいものがある。
 
菅さんは世界の首脳が集まるG8で、福島原発の情報について、わざわざ『全ての情報を適宜公開する』様なことを言ったようである。
『適宜、正確に』などという表現が微妙で、どこまでのことを言っているのか、誰も解ってはいないのだろう。
どうもまた、宣言だけが、独り歩きしそうである。
ホントに大丈夫かと思う。
 
★マスコミなども、みんな過剰に反応するのである。 読売新聞の記事にこんなのがあった。
『 東京電力は27日、福島第一原子力発電所内の放射線測定データについて、事故が発生した3月11日から5日間のデータに公表漏れがあったと発表した。』
というのである。
『公表漏れ』とはけしからん、また隠ぺい体質か? と思って中を読んでみると、
『当時、2分間隔でとっていたデータのうち、10分間隔のものしか公表していなかかった』というのである。
 
10分間隔のデータ―公表があれば、十分すぎると思う。 あるデータ―は全て公表せよと言うのだろうか?
そんなことに耐えられる企業などあるのだろうか?
 これはちょっと行き過ぎである。最近のデータ―など、器械の計測だから、10分でも2分でも30秒でもとれるのだろう。
10分の計測値の公表だけで一般には十分だと思うが・・・

 東電も、怪しからんことはいろいろあるが、こんな事まで要求しだしたら、他の大事なことが抜け落ちてしまうだろう。
 
★今まで事故など起こっていなかったのだから、東電も初めての対応をしているのである。
放射能の数値など、あまり頻繁に発表し過ぎるから、逆に『風評被害』などが起こるのではなかろうか?
あまり詳しくいわれても素人には、なかなか判断は難しいのである。
 
政府もこの原発問題を自らの責任で解決しようと言う意志が本当にあるのだろうか?
これは専門問題だから、専門家の東京電力に任そうと言うのだろうか?
 
この問題は、情報開示の問題もあるが、第一に福島の現地の原発の事故処理対応が一番なのである。
そのために、頑張っている現場の所長や職員や、労働者がいて、その人たちが十分に力を発揮できるようにすることが一番で、
情報報告のために現場の力がそがれてしまうようでは、本末転倒である。
国民も、確かに正確な情報は欲しいだろうし、世界各国も原発情報に関心があるのは当然なのだが、みんな一番望んでいるのは現場の安定であることは間違いない。
 
★大地震の復興問題もある。
原発問題もある。
どちらか一つだけでも大変な問題で、これはまさに『戦争』である。
 
だから、戦略、戦術、戦闘の段階を明確にして、
戦略本部に必要な情報は求めるべきだが、2分間隔の情報など現在の戦略本部に必要であるはずがない。
逆に、戦術、戦闘分野については、現場地域や、現場責任者に確りと任すべきである。
 
逆に、国民も全てをお上の判断に頼るのではなくて、、幾らかは『自分の判断』で自らの対応を決める姿勢を持つべきである。
日本人は、どうも、お上に守って貰うことに慣れ過ぎていないかと思うのである。
情報なども、自分が欲しい情報など、結構自分で探せば幾らでも出てくるものである。
『回欄版』など、世界の何処でも、聞いたことはない。
 
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