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吾喰楽家の食卓

平穏な毎日 

2018年09月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

台風と地震の怖さを、一概に比較することは出来ない。
その上で云うと、突然に起きる地震と異なり、台風は事前に到来を知ることが出来るだけ、マシかも知れない。
気象衛星などのお陰で、かなり正確な進路予想が可能になった。
現に、今回の台風の進路は、予想円の中心近くを通った。
それでも、大きな被害が出たのは、台風の勢力が想定を超えていたからなのだろう。

北海道と近畿で、多くの人が被害に遭っている中で、呑気に食事を楽しんでいることに、後ろめたさが無い訳ではない。
とはいえ、年金生活の独居老人に、出来ることは少ない。
消息不明の方が、少しでも早く、無事で見つかることを願うばかりだ。
そして、亡くなられた方のご冥福を祈り、被害に遭われた方にお見舞い申し上げる。

所用で外出したので、先日、病院の帰りに行った食堂で、昼餉を食べた。
その時と同じ、“茸と牛蒡の炊き込みご飯”を頼んだ。
茸は平茸らしいが、見た目以上に多く入っていた。
色は濃いけど、見た目ほどは濃い味ではなかった。
味は悪くないが、べたべたの炊き上がりは、前回と同じで、工夫が感じられないのは残念だ。

夕餉は手抜きをしたが、ジャガイモの炒め物だけは、手作りである。
到来物のグランド・ペチカ(デストロイヤー)は、色といい、食感といい、中々いい。
薩摩芋と栗とジャガイモを合わせたような、食感と味がする。
オリーブオイルに、大蒜と鷹の爪の香を移し、炒めているが、このジャガイモに相応しい調理方法のようだ。
この平穏な毎日が、いつまで続くのだろう。

   *****

写真
9月6日(木)の昼餉と夕餉



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