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フューリー 

2018年07月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日のもう一本の映画紹介は「フューリー/FURY」。
BSプレミアムでで2018年7月16日(月)21:00〜放送。

「FURY」とは”激しい怒り”の意味。
米軍M4中戦車シャーマンの砲身に「FURY」と
ペイントされた戦車乗員5人の男たちの絆を、
圧倒的な臨場感とリアリティーで戦闘シーンを
映像化した戦争映画。
2014年11月に観た時の感想文です。

キャッチフレーズは、
”1945年、世界は傷ついていた”。

1945年4月、第二次世界大戦下。
ヨーロッパ戦線終結4週間前のドイツに
侵攻を進める連合軍の中に”ウォーダディー”と
異名を持つドン・コーリア軍曹(ブラッド・ピット)がいた。

彼はアフリカ戦線、フランス、ベルギーと
戦場での豊富な経験を持つ戦車部隊のリーダー。

戦闘中に、副操縦士が戦死。
18歳の新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が
補充兵としてやってくる。
亡くなった前副操縦士の肉片が
飛び散ったシートの清掃に驚くノーマン。

ドン軍曹はそれまでタイプライターを
打つことしか知らないノーマンを早く鍛え上げる。

最初の戦闘で敵を撃つことが出来なかった彼を、
ドンは捕虜となったドイツ兵を彼の前に突き出し、
処刑するように命じる。

撃てないと激しく抵抗するノーマン。
ドンは非情にもノーマンに銃を握らせて引き金を引かせる。
戦場で生き延びるためには、理想も正義も神の教えも棄てて、
殺される前に殺せと、教え込む。

新しいタイプの戦争映画ですね。
神も仏も無し、善悪も無し、ただ敵を殺すだけ。
ただ、乗員5人の家族同様の絆だけで生き残りをかける。

市街戦を制圧して、しばしの休息時間に、
ドンとノーマンは民間人のアパートに押し入り、
未亡人イルマ(アナマリア・マリンカ)と
その従姉妹エマ(アリシア・フォン・リットベルク)が
隠れていたのを見つけ、一緒に食事をする。

短い時間にエマとノーマンは心を通わせ、ベッドルームへ。
このノーマンの童貞卒業シーンが、
激しい戦闘場面の中でホッとするところ!?

ところが、ふと、頭に浮かんだ事は、
アメリカ軍が手当たり次第に
女性を襲うシーンを見て、従軍慰安婦問題どころでは
ないだろうと思ったことでした。

この映画の優れているところは、
ドン軍曹やノーマンを含めて5人の人間描写。

射撃を行う砲手バイブル(シャイア・ラブーフ)。
砲弾を装填する役目を務めるムードメイカーの
クーンアス(ジョン・バーンサル)。
操縦担当のゴルド(マイケル・ペーニャ)と、
それぞれの身上、信仰を絡めての強烈な個性が
狭い戦車内でぶつかり合いながら、絆を深めて
生きて帰ることに全力を尽くすところが
単なる戦争映画になってない所が面白かったですね。

さて、肝心の戦闘場面は、
ドイツ軍が誇る重戦車ティガーとの戦い。
(世界で唯一、走行出来る戦車をイングランドで撮影に使用)。

ティガーは88ミリ砲と100ミリの装甲。
それに対してシャーマン戦車は
76ミリ砲と64ミリ装甲で劣勢は免れないが
ドン軍曹はどのようにしてこの相手の戦車を撃破するのか。

最後の山場は、他の部隊は全滅。
ドン軍曹の戦車“フューリー”一台で
300人のドイツ軍部隊と
対決しなければならない状況に追い込まれての
リアリティを重視した戦闘シーンは見応えがありました。

”ブラッド・ピット最高傑作!”と言われだけに、
彼の精悍な顔に鍛え上げられた肉体に感動!

“フューリー”とは誰に、何に対しての怒りか、
考えさせるためのタイトルでした。

監督は元米海軍のデヴィッド・エアー。



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戦争は人を変える。

yinanさん

月あかりさん、今晩は〜!

戦闘場面は迫力がありました。
本作はノーマンの成長と言うか、
午前中に配属されたノーマンが、
夜には戦車隊の一員となり、殺人マシンに変貌。

戦争とは恐ろしいです。
純真な若者が、一夜にして兵士に変わっていきます。
これが。今、世界の何処かの戦場で
行われているのですから映画だけの話ではないですね。

2018/07/17 19:24:35

間に合った

月あかりさん

今日は間に合いました!

いつも紹介の映画の時間が
終わってしまってからこちらに
伺っていて、ガク!!

これから見ます!ありがとうございます。

2018/07/16 20:45:06

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