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トラのミステリな日常

郷土散歩 

2018年07月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日の土曜日は、地元の老人会主催の郷土散歩に参加しました。
第3回目の講座で、地元にある標高340mの山に登って、歴史を学ぶと言う企画です。

ちなみに、参加者で60歳代は私だけです。何かあればお世話をしないといけないなぁと思いながらの参加です。

でも、久しぶりに山歩きも良いなぁと思って、集合場所に行くと、マイクロバスが一台止まって居ます。
「中腹にあるカントリークラブの駐車場に車を置いて、そこから頂上まで歩きます」
「何分ほど歩くんや」と、早速質問が飛びます。
「駐車場からは、ゆっくり歩いて30分ほどで頂上です。そんなにしんどくは無いですよ」
「違うねん。山歩きだと聞いたので、水筒とか持って来たのに、歩くんはちょこっとやねんね」
「目的が郷土の歴史を学習すると言うことなので、歩く距離は短いですが、急で細い坂道なので、注意はしてくださいよ」

私は、内心ホッとしながらも、
「もう、せっかく歩くつもりで来たのに、残念やなぁ」と、ちょっと見栄を張ってしまいました(笑)
マイクロバスは、補助席も使ってほぼ全員が乗車して、時間通りに出発です。

トラ家があるところは、私が生まれ育った町じゃないので、この土地の詳しい歴史は知りませんので、興味があります。

山頂付近には、巨石がたくさんあり、物部氏が支配していたらしいのですが、蘇我氏に破れてからは、物部氏由来の地名等を替えたと言う事ですが、その名残がまだあると言うことです

戦国時代には、大きなお寺があり、僧兵が3000人ほどいたそうなのですが、石山本願寺に協力したとして、織田信長の軍に攻められて全滅したと言う事でした、
その名残が、あちらこちらに残っているのが興味深い所でした。

ところで・・・

カントリークラブの駐車場にバスを止め、2班に分かれて、山頂を目指します。
歩いて行くと道がドンドン細くなっていき、所々、岩を切ったようにして階段が作られています。
私はと言うと、もう汗だくです、
片手にカメラを持っているのですが、両手で目の前の岩を掴まないと上に行けないような道が続きます。

地元の方はお元気です。
「中学生の頃は、ここを駆け上がったんや」と、手を使わないで上がって行かれます。御年76歳だそうです。

所々で、休憩をしながら、説明を聞きます。(写真)

頂上まで30分ほどのハズが、1時間以上も掛かって、やっと頂上に着きました。
頂上の巨石に上がり、辺りを見渡すと、約270度の視界が広がります。
正面には、神戸の六甲山、左前方を見れば、「あべのハルカス」、右側を見ると「京都タワー」が見えます。(写真)
絶景です・・・。

しばらく休憩をして、カントリークラブの駐車場に戻りましたが、私はと言うと、汗だくで、持って来た水筒のお茶が、ほぼカラになっています。
すると、
「ちょっと悪いけど、私らここから歩いて帰るわ」と、2人の女性。
「今日は35度を越えているから、無理せんどき」
「せっかく山歩きのつもりやったので、もうちょっと歩いて帰るわ」

集合場所にバスが着いて、集会所へ入ると、素麺とおにぎりがあります。
再度、歴史の話を聞きながら素麺を食べていると、
「私らの分もありますか?」と、歩いて戻ってきた2人です。

このくそ暑いときに、山歩きをしようと思って居る時点で、お元気なんでしょうが、皆さん平気な顔で山頂まで来られました。

私の隣に座っている方は、昭和21年生まれで、私と彼だけが戦後生まれです。
「戦前生まれの方って、皆さんお元気ですね」と意見が一致しました(笑)



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70歳以上の方は

トラ。さん

みのりさん、おはようございます

こんな暑い日に山歩きをする気になられる方は、お元出来ですね

2018/07/16 09:26:57

歴史

みのりさん

トラさん
 シニアの散歩をしながら
歴史を学ぶいいですね

2018/07/16 09:16:45

巨石信仰

トラ。さん

月あかりさん、こんばんは

古代の巨石信仰の象徴です。
いろいろな文字(梵字や漢字)が掘られています。
この石のてっぺんに登って、周囲を見渡せば気持ちいいですよ

2018/07/15 18:59:43

凄く大きな石ですね!

月あかりさん

こんな山の天辺に、この大きい石は何ですか?

下から運ぶにしても、大きすぎるし。
もともとあったようにも見えませんが、

2018/07/15 17:16:13

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