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映画が一番!

殿、利息でござる! 

2018年07月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は七夕。
昨日、「金子みすゞのこころ」と題する、
講座を受けたので、彼女の最後の作品となる
”七夕のころ”を紹介します。

風が吹き吹き笹藪の
笹のささやきききました。

伸びても伸びてもまだ遠い、
夜の星ぞら、天の川、
いつになつたら、届かうか。

風がふきふき大海の
波のなげきをききました。

もう七夕もすんだのか、
お空の川もうすれるか。

さつき通つた旅びとは、
五色のきれいな短冊の
さめてさみしい、笹の枝 。

今日の天気では、「天の川」は見えないので、
はるか遠い「天の川」に思いを馳せて、
願い事をたくさんせねば、あれもこれもと…。

今日の映画紹介は「殿、利息でござる!」。
BSジャパンで2018年7月7日(土)19:00〜放送。
2016年5月に観た時の感想文。

原作は『武士の家計簿』で知られる歴史家の
磯田道史著『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」より。
だから、これは”実話”なんですね。

キャッチコピーは、
”これも世の貯め、人の貯め”。
”千両集めて、ビンボー脱出!庶民 VS お上!
知恵と勇気と我慢の銭戦が今、はじまる”。

時は、江戸時代後期の1766年。
場所は仙台藩の奥州街道沿いの寂れ果てた宿場町・吉岡宿。

藩の政策である、“伝馬(てんま)”と言う、
藩の荷物の搬入、搬出をこの吉岡宿が肩代わりする
制度のため、百姓や町人たちの破産と夜逃げが
後を絶たなかった。

町の将来を心配する造り酒屋の
穀田屋十三郎(阿部サダヲ)に、茶師で自称知恵者?の
菅原屋篤平治(とくへいじ/瑛太)がある考えを提案する。

それは、藩に千両(3億円)を貸し付け、
藩から利息を得て、利息を困っている町民に
配り、救済するというものだった。

目標額は、千両。
しかしこれが明るみになれば打ち首必至。

”ばれたら、打ち首ですぞ”
”慎重に進めましょう”と、

十三郎とその弟・浅野屋甚内(妻夫木聡)等、
集まった有志の九人は、それぞれの思惑を胸に、
金のない者は、家宝、家財道具を売り、
生活費を切り詰め八年かけて、千両を貯める。

だが、次の段階は藩の財政を握る冷酷な
役人・萱場(松田龍平)を説得して、
金を借り上げてもらうという、
命をかけた仕事が残っていた。

九人の町民、藩側の殿様(羽生結弦)など、
多彩な登場人物を中村義洋監督は
それぞれのキャラクターを上手く使って、
ドタバタ騒ぎにならないように、
ユーモアたっぷりの笑いと人間味あふれる
エピソード(これが隠し味で泣けます)を
加えて見応えある群像劇としていますね。

吉岡宿の有志は、子孫に借金で苦労をさせたくないという
思いで死に物狂いでやったこと。
翻ってみれば、今の私たちは国民1人当たり約830万円の
借金があるから、これは子孫へのツケ回し。

政治家の人にはぜひ、見ていただいて借金を
減らす方法を考えて欲しい。

消費税も上げた分はいつの間にかどこかに
消えて行くようでは情けない。
無駄遣いの舛添知事にもぜひ、見ていただきたい映画です。

仙台出身のフィギュアスケート選手の
羽生結弦の特別出演も見所ですね。
さて、彼の演技はどうでしょうか…。



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雨が止みますように!

yinanさん

みのりさん、今晩は〜!

今日の七夕は、あいにくの雨で星空を
仰ぎ見ることは出来ませんね。
それより、「天の川」から水が漏れたように
日本全国に雨が降り注いでいます。

願い事は、「被害がありませんように」と、
願うばかりです。

2018/07/07 17:59:45

七夕

みのりさん

yunanさん 

今日は七夕でしたね
大雨で忘れていました。

2018/07/07 10:15:17

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