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白竜湖が消滅? 

2018年06月22日 外部ブログ記事
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  がん患者に「いいかげんにしろ」

 自民党の穴見陽一衆院議員が、国会で参考人のがん患者が発言
中「いいかげんにしろ」とやじを飛ばしたという。

  やじではなく「暴言」

 15日の衆院厚労委員会で、受動喫煙対策を強化する健康増進
法改正案の審議中のことだ。これはやじではなく「暴言」だ。

 喫煙歴がなく受動喫煙の被害者である長谷川一男さんが、屋外
の喫煙場所のあり方に触れた時に発せられた暴言。

 穴見議員は「喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思
いでつぶやいた」。それが「いいかげんにしろ」につながった?

 が、長谷川さんは喫煙者差別発言はしていない。それなのに、
どうして「いいかげんにしろ」と暴言を吐いたのか。

  支離滅裂な穴見議員

 まったく穴見議員の思考回路は支離滅裂で言い訳にもなってい
ない。マスメディアもやじじゃなく「暴言」と正確に伝えよう。

 わが山形県は南陽市に白竜湖という、県の天然記念物に指定さ
れている湖があるが、今世紀中に消滅の恐れがあるという。

  最大水深1メートルに

 同市は21日、白竜湖の水深が最大でも約1メートルしかなく、
対策を講じなければ今世紀中に消滅する可能性があると公表。

 白竜湖は赤湯温泉の北東約800メートルに位置し、2015
年に県の登録制度「未来に伝える山形の宝」にも選ばれている。

  学術調査の報告書

 同市は16年4月から地形・地質▽水質▽植物▽魚介類▽歴史
・民俗の専門家に依頼して、学術調査を実施。

 同市議会6月定例会に提出された調査報告書によれば、湖表面
積は5万6500平方メートルで以前と大きな変化はなかった。

  年々浅くなって

 しかし最大水深は1996年より35センチ浅くなっていた。
湖は農業用水に使い、土砂や泥の流入で年々浅くなっている。

 64年に水深1.68メートルまで浅くなったため、68年に
堆積した土砂を除去。水深2.78メートルまで回復させた。

 報告書は「白竜湖は今世紀中に消滅する可能性があり、数万年
続いた歴史に終止符を打つことになる」。

 地元の人々は「貴重な自然環境と風景を保存してほしい」とい
う思い。白竜湖といえば南陽のシンボルだからね。

 同市教委は「調査結果と提言を踏まえ、今後どのような手立て
が考えられるか検討したい」としている。

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