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ひとり言
アムトラックCalifornia Zephyr号 シカゴからサンフランシスコ2泊3日
2018年06月20日
テーマ:テーマ無し
5年前マンハッタンからバッファローまで9時間のアムトラックの旅をして以来2度目のアムトこラックの旅
今回はその続きとしてバッファローからシカゴまでの9時間、シカゴからこのCaliforni Zehpyrに乗り換えての合計で3泊4日の列車の旅となった
こんなに長い時間を列車で過ごすこと自体が初めてのことで「退屈」を阻止するためにずっと読みたかった本を3冊用意してきたけれど
実のところ退屈とは程遠い時間を過ごしていることに驚いている
少なくともシカゴからデンバーまでの景色はほとんど平らで何も変わらず面白みのないはずなのに刻々と移り変わる車窓から目が離せないほどの魅力があるのが不思議
空の近さ、雲の近さが印象的、それは日本では見る事のないだだっ広い景色との対比がそうさせているのか、あるいは平原という地形との関連なのか・・・あるいはその両方が理由なのかは分からないけれど雲が手に届くのではないかと思うほどの近さだ
ちょっと贅沢をしてたった7部屋しかないトイレとシャワーの付いたBedroomを予約 アムトラックの中でもその景色の良さから一番人気のこのCalifornia Zephy号は思いのほかスムースで広い窓と眠くなったらいつでも横になれるスペースに本当に快適な「初体験」をしている
飛行機で6〜7時間の距離を53時間かけて移動することになるけれど、これだけの距離を景色をゆっくり眺めながら、宿泊しながら、食事をしながら(食事は全く期待していなかったけれどうれしい誤算でかなり美味しい)の移動はお金には換算できない心の贅沢だと思う
乗り物好き、旅好きの私には願ってもない「最高の贅沢」旅も乗り物もあまり好きではなさそうなダーリンも気に入ったようでヨカッタ
a little confusionは違うタイムゾーンを移動していること
出発したバッファローは東部時間、シカゴは中部時間、デンバーは山岳時間、そしてサンフランシスコは西部時間と4つの時間帯を移動していることの奇妙さ・・・何時間眠ったのか、今ここでは何時なのか・・・本気で困惑している自分を発見、かなり面白い!!
列車は緩やかに右に左にカーブを切りながらロッキー山脈を少しずつ、しかし着実に昇ってゆく
いつの間にかこんなに高いところまできている!! 赤茶のゴツゴツした岩だらけの山 no wonder ロッキー山脈と呼ばれている理由が良く理解できた
43のトンネルを潜り抜けるとのこと
淹れたてのおいしいコーヒーを飲みながらゆっくりと変わる景色を楽しんでいる・・・うーん、これを贅沢と呼ばなくてなんと呼ぶのだろう
真冬は!? この快適さに冬に雪の中を行くこのコースを乗ってみたくなった。アハハ、危ない危ない、私の好奇心と旅心
本当はアメリカの東海岸から西海岸までをドライブでクロスカントリーをしたかった・・・しかしダーリンの反対にあい敢え無く断念
景色の変わらない退屈な道を運転するのは疲れるだけだから絶対に嫌だという
それで列車の旅を思いついたのだった
ビューンと一気に飛んでしまう飛行機に比べて移りゆく景色を眺めるのは旅の醍醐味
全く変わらない景色でも退屈しないのだから絶景のロッキー山脈越えはbrethtaking!! 目の前で刻々と移り変わる自然の美しさは私の持ち合わせているありきたりの語彙では表現のしようもない・・・alas
ロッキーを越えてもうすぐユタ州
ここまでいくつの州を越えてきたのかな・・・ニューヨーク、オハイオ、イリノイ、アイオア、ネブラスカ、デンバー 地理の勉強しなおさないと(涙
今、現地時間午後12時30分 2泊3日の旅は半分道中かな・・・? もう少ししたらランチを食べにダイニングカーに行き、日没までユタ州の景色を眺めることになる
気が付いたこと・・・一つの州を列車で通り過ぎるのに(どこを通るかによるけれど)だいたい9時間かかる。 そのセオリーで行くとソルトレイクシティーは真夜中過ぎか・・・
うーん、それにしても期待をはるかに裏切られ「退屈」している暇がないのは新鮮な驚き!!
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