ぴよこのはなまる日記

発想の転換 

2018年06月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

私の住む市内の駅前は、良くあるシャッター通り。

その中で、まだ頑張って営業しているT靴店がある
しかし、ほとんどお客がいるところを見たことがない。
80代くらいのご夫婦が店番をやっているときもあれば、誰もいないときもあって、不用心だなぁと思ってしまう。

先日そのお店の息子さんと言う人が、
「靴の修理をしています。」
と突然やってきた。

全く知らない人ならば、門前払いしてしまったと思う。でも駅前の昔からある店で、それなりに信用もあるし、それに、ちょうど修理したい靴もあったので、彼に修理の依頼をしてみることにした。
ちょっと彼の鞄をのぞいたら、何足か他のお宅からの修理依頼の靴が入っていた。
(結構頼む人がいるんだな)

3日くらいでキレイに修理されてきた。
丁寧な仕事だったので、主人の靴もお願いすることにした。

私はT靴店さんを見直した。
というか、心の中で「あれで大丈夫なの?」と思っていたTさんに本当に申し訳ない気持ちになった。
厳しい今の時代、どうやって生き残っていくか、ピンチをチャンスを変えていくか、いろいろ考えて
「靴の修理の営業」を始めたのかもしれない。
発想の転換ということかな。
新しい靴を買うこともするけれど、気に入っている靴をメンテナンスしながら、いつまでも大事にしたい気持ちもある。
きっとそういう人って、たくさんいると思う。
しかも高齢者が多いこの町内は特にね!
だから、彼の仕事は重宝されるんじゃないかな〜。

昔からある靴屋さん、これからも頑張ってほしい。



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