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百徳通信 〜時を紡ぐ、想いを紡ぐ〜 vol.128 (2018.6.7) 

2018年06月09日 外部ブログ記事
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-----------------------------------------------------------------   百徳通信 〜時を紡ぐ、想いを紡ぐ〜 vol.128 (2018.6.7)-----------------------------------------------------------------人の歴史と共に始まる布の歴史・・・古布にこめられた想いを語る百徳通信を発行しております。-----------------------------------------------------------------〜能登上布〜約2千年前、第10代崇神天皇の皇女が能登の鹿西(ろくせい)町に滞在した時に『真麻の上布を作ること』を地元の人に教えたのが能登上布の始まりと言われています。また、東大寺へ麻糸を納めたという記録も残っており、麻を扱う技術は遥か古(いにしえ)の時代から先人達により伝承されて来ました。能登は古くから苧麻の生産地として知られ、鹿西町や羽咋市(はくいし)で作られる良質の麻糸は近江上布の原糸として江戸時代まで使われていたとのこと。大正4年には能登麻織物同業組合が設立されて能登上布は最盛期を迎えます。しかしその後、近代化の波には抗いきれず、織子が化学繊維に流れ、徐々に織元は減り、衰退の一途を辿りました。昭和63年にはとうとう能登麻織物協同組合も解散され、「幻の能登上布」とまで言われています。 この鹿西町に中学2年から短大時代に住んでいました。父が繊維関係の仕事をしていたため、その地の繊維工場に出向することとなったからです。今では、その地を離れてしまいましたが、この春より、友達が羽咋にて能登上布の織物に関わるようになったとのこと。その昔、農業の傍らに女性たちが能登上布を織っていたのですが、今では織物をする人がいなくなってしまっているとのこと。その機織りを習っているというのです。白絣にひかれて、古布の手作りにはまるようになりましたから、能登上布には不思議な縁を感じています。----------------------------------------------------------------

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