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DO IT PRO BONO　

2018年05月30日
テーマ：テーマ無し

　5月PG例会

　「逢坂の関」は昔の首都京都を守る三大関所の一つで大津にありました。今は高速道路の工事などで昔の道はなくなっており、具体的な跡地の場所は分かりません。「能」では「逢坂の関」の表現がよくつかわれていますので訪ねてみました。

　昨日は5月のPG例会。講師は日本総合研究所・創発センターの足立理事。最近「SDGｓの教科書」を出版され
フィランソロピー、CSRの時代からESG、SDGｓの時代へと歴史的な企業の社会貢献活動についての考え方の移り変わりについて分かり易く説明頂きました。SDGs2030（国連の持続的な発展計画）については、日本ではまだまだ認識が浅く、戸惑いがちではありますが、17の分野で国連加盟国が詳細項目に至るまで達成目標と進展について報告義務を負っています。

　2020年にはSDGｓの考え方を取り入れた教育指導要領の変更も決まっており、子供たちは教育現場であるべき社会の方向を学ぶことになります。考えかたを学ぶため「SDGｓカードゲーム」まで既に開発され、試行的に一部の学校では研修が実践されています。その内、不勉強なお父さん、お母さんは子供たちから教えてもらうことになるかも知れません。また、経営者がSDGｓに無関心な企業は社員の心をつかめず、置いてきぼりになることも考えられます。

　来月はあるべき社会を実現するために、社会課題をビジネスの手法で変えていこうとするソーシャル・イノベーションを支援する、社会的投資推進の仕組み（SIB、ソーシャル・インパクト・ボンド）について講師をお招きする予定です。日々是好日。

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