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ダリダ〜あまい囁き〜 

2018年05月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽

映画ファンの皆さん、おはようございます!

夏場所十四日目、鶴竜に栃ノ心が敗れ、2敗。
栃ノ心の連敗は、やはり勝たねばという意識が
強すぎたのでしょうね。

白鵬は逸ノ城にあっさりと負けて3敗。
これでは、今日の鶴竜戦にも負けると予想していますが、
ここで、意地を見せて勝つと千秋楽が盛り上がるのだが。

今日の映画紹介は上映中の
『ダリダ〜あまい囁き〜/DALIDA』。

アラン・ドロンとのデュエット曲♪♪あまい囁き♪♪。
あの”Parole Parole”のメロディーと、共に
日本でも大ヒットしたことは記憶に残っていますね。

54歳の若さで亡くなり、2018年に生誕85周年を迎えた
フランスを代表する女性歌手ダリダの生涯を描いた伝記ドラマ。

ダリダのプロデューサー兼マネージャーだった弟の
ブルーノの全面協力を得て、没後30年に完成させた作品。

その、ブルーノは語りますね。
「姉は幼い頃、今とは別人だった。
 いつも周囲の視線を気にしてはひとりぼっちだった。
 ダリダはただの歌姫じゃない」、

「喜びも 悲しみも 歌にして
 誰よりも愛に向かって生きた歌姫だった」。

キャッチフレーズは、
”歌だけが、わたしを輝かせる”。

物語はフランスの歌姫34歳の
ダリダ(スベバ・アルビティ)がホテルで
自殺未遂と、世界に報じられるところから始まる。

その1ヶ月前には恋人ルイジが自殺していた。
ダリダは一命をとりとめ、パリ近郊のホテルへ移される。

23歳でデビューしたダリダはミス・エジプトに選ばれ、
その美貌と語りかけるような歌い方で
ゴールドディスクを受賞し、大スターになった彼女が
なぜ、ダリダは死を選ぼうとしたのか?

医師は元・夫のルシアン (ジャン=ポール・ルーヴ)に話を聞く。
彼とダリダの出会いはオランピア劇場の新人コンテスト。
芸術監督を務めるルシアンは、
ダリダの美しさと歌声に心を惹かれ、友人エディが
経営するレコード会社と契約させる。

デビューしてからは瞬く間に国民的スターの座に上りつめるダリダ。
だが、彼女が望んでいたのは、
夫を愛し、子供を育てる”普通の幸せ”だった。

壮烈な彼女の人生。愛し歌い、別れを繰り返す。
その悲しみを糧に、彼女の歌は輝く。

年下のルチオ(ブレンノ・プラシド)との恋を
♪♪18歳の彼♪♪に込めて歌う。

元・夫のルシアンが自殺した時は、
♪♪灰色の途♪♪。

官能的なリシャールと出会っては、
♪♪あまい囁き♪♪。

と、すべて愛と別れを歌と結びついているのですね。
歌と共に生きた、彼女の生き様がスクリーンに
圧倒的な彼女の歌声と一体となって展開されます。
(映画での歌はすべてダリダ本人)。

数々の名曲、当時の華やかなファッションを、
ダリダ役をモデル出身で映画初主演の
イタリア人女優スベバ・アルビティを見ていると、
ダリダが実際に演じているように思えました。

エンドロールで流れるのは、
♪♪歌いつづけて♪♪、
♪♪舞台の上で死にたい、そこは私が生まれた場所だから♪♪。

そして、1987年5月に
「人生に耐えられない、許して」と書き残し
自ら54年の生涯を終える。

監督はリサ・アズエロス。



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