飛び上がって、もうひとつ!

前から行ってみたかった場所へ行きました。 

2018年05月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

 このミュージアムの存在は知っていたのですが、行ったことが無かったので晴天の中、出かけました。
 自宅からバスを乗り継いで30分ほど、場所は文京区本駒込。外観は思っていた以上に近代的で、びっくり!おやぁ? てな感じです。が、しかしです。期待に胸を弾ませていたのはミュージアムのメインにある「モリソン文庫」の書架。ジョージ・アーネスト・モリソン氏から購入した洋書や地図・絵画資料のコレクション、2万4千冊を2階以上の高さで閲覧できる醍醐味、もう圧倒されました。モリソンさんはオーストラリア出身のジャーナリストで、19世紀から20世紀初頭にかけて北京で暮らし、タイムズ社の海外通信記者から中華民国ンp政治顧問として活躍されました。東洋、とりわけ太平洋に面した国々の激動を目撃し、アジア情勢をヨーロッパへ発信し続けた人物の蔵書の数々(背表紙しか見えませんが…)には、もう感嘆の声の嵐、ワォーてなもんです。蔵書の中には、世界に3冊しか存在しない『東邦見聞録』や『アヘン戦争図』があります。実際にガラスで覆われた台に展示されているんですよ。教科書でしか見たこと無かったもんね。このコレクション「モリソン文庫」が渡来して100年なのです。
 ちなみにモリスンさんの息子さんは、映画『慕情』のモデルになった方だそうで、写真から見たモリソンさんのお顔は、うーん、ハンサムで、す・て・き、俳優みたいですよ。かっこいいんです。
 この東洋文庫ミュージアムでは『新日本書紀』や『解体新書』、広重の浮世絵もあって、見応え充分でした。関東の方はぜひ行ってみてください。おまけにミュージアムには小岩井農園の料理やワインもありますよ。

 さらに近くの「六義園」へ。この六義園では泰山木(タイサンボク)の花が終わりかけだけだったけど、白い大きな花が高い木に咲いていました。おまけにサツキやツツジが満開、紫陽花(山アジサイがほとんど)が咲きはじめ初夏の風が吹いている中、まったりと冷やし甘酒を飲んじゃいました。大きな鯉もいたので、手を叩いて呼んじゃいました。この「六義園」は30年以上前に病気で亡くなった親友が好きだった枝垂桜があるので、緑の葉の枝垂桜の木を見て、ちょこっと涙ぐんじゃいました。



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