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岸辺の旅 

2018年05月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます。

今、エンジェルズvs.マリナーズの試合を見ていますが、
大谷選手は7回表、突然乱調で降板。
しかし、リリーフが頑張れば、6対2だから勝利投手の
権利があるのだが、3勝目を手にすることが出来るか?

今日の映画紹介は、
「岸辺の旅/Journey to the shore」。
BSプレミアムで2018年5月7日(月)21:00〜放送。
2015年10月に観た時の感想文です。

カンヌ映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞。

死んだ夫と旅をする…。
それは言えなかった「さよなら」を伝える旅路。
愛する人との永遠の別れを描く、
究極のラブストーリー。

原作は湯本香樹実による同名小説。
キャッチフレーズは、
”行かないで消えない。消えないで。
このままずっとそばにいて”。

3年前に夫・優介(浅野忠信)が失踪してしまってから
喪失感を抱えていた瑞希(深津絵里)は、
ようやくまたピアノ講師の仕事ができるようになった。

ある日、突然帰ってきた優介は
「俺、死んだよ」と瑞希に告げる。
「一緒に来ないか、きれいな場所があるんだ。
 あの世ではないよ」との優介の言葉に
瑞希は2人で旅に出る。

訪ねる先は初老の新聞配達員、小さな食堂を営む夫婦、
山深くにある農園に住む家族といった3年の間に
優介がお世話になった人々を夫と一緒に訪ねていく。

空白の時を巡るように優介と一緒に過ごしながら
彼が感じたことを同じように感じるとともに、
見たことのない優介の一面も知っていく瑞希。

二人は改めて互いへの愛を感じていく。
「あなたといたい。ずっと一緒にいたい。」と伝えるが、
別れの時が刻一刻と近づいていた…。

あの世とこの世を、彷徨う死者。
多分、成仏出来ない死者は、幽霊となって現れる。
と、私は信じています。
”信じる者は救われる”と言いますからね。

本作は夫は妻を「見守り」、妻は夫を「見送る」映画。
”愛”は”死”を越えると言うことでしょう。

タイトルの”岸辺”とは何処の岸辺なんでしょうか?

監督・脚本は黒沢清。



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