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オー・ルーシー 

2018年05月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます。

マリナーズのイチローが
球団の特別アドバイザーに就任。
選手としては残り試合に出場しないらしい。

球団と生涯契約を結んでチームに同行し、
練習しながら選手らをサポートするようだが、
現役引退はいつか来ること、
残念だが、いい選択だと思います。

今日の映画紹介は、上映中の
「オー・ルーシー/OH LUCY!」。

第67回カンヌ国際映画祭
シネフォンダシオン部門(学生部門)で
上映された平柳敦子監督による桃井かおり主演の
同名短編映画を、寺島しのぶを主演に変えて、
平柳監督自身が長編作品として再映画化。

キャッチフレーズは、
”わたしは恋するルーシー”。

川島節子(寺島しのぶ)、43歳、おひとり様。
職場では空気のような存在で、
楽しみもなく会社と自宅だけを往復するだけの
無味乾燥な日々で、一人暮らしの部屋はゴミだらけ。

そんな中、姪の美花(忽那汐里)に頼まれて
英会話講師・ジョン(ジョシュ・ハートネット)がいる
ちょっと変わった英会話教室に通い始める。

「僕のクラスではセツコじゃなく、”ルーシー”だ」と、
新しい名前と金髪のウィッグを与えられる。

教室では同じく「トム」と呼ばれる
会社員・小森(役所広司)と知り合いになる。

節子は教室で金髪のウィッグをかぶり“ルーシー”になった瞬間、
”Hi! My name is Lucy! What's up?"と、別人格に変身。

最初は戸惑いつつもジョンの親密な”ハグ“によって、
自分の中に眠っていた感情を呼び起こされ、
やがて、一方的にジョンに恋をする節子だった。

だが、ある日、教室へ行くと、
ジョンが突然辞めて帰国したと告げられる。

落ち込む節子だったが、美花とジョンができていて、
共にロサンゼルスへ行ったと知ると、
ジョンが忘れられない節子は二人を追って、
美花の母でもある姉の綾子(南果歩)と、
共にカリフォルニアへ!

ロサンゼルスではジョンとの真夜中の
“秘密”のドライブに、美花と“女の対決”!? と、
人生に不器用なあまり暴走する節子の旅の結末は…。

期待されている平柳監督は女性だけに、
節子の心理を上手に描いていますね。

人間、誰しも仮面をかぶり、
本音と建て前を使い分けて何とか生きています。

節子は金髪のウィッグをつけることで、
心に閉じ込めていた封印を破り、
新しい人格に変身し、新しい人生を歩きだします。

結果はどうであれ、恐れず、やりたいことに挑戦する
彼女の生き方には共感する人は多いでしょうね。

「後悔先に立たず」と、”I love you”と、叫ぶ節子から
果敢に挑戦する勇気をもらいました。

リドリー・スコット監督の
『ブラック・ホーク・ダウン』で主演を演じた、
ジョシュア・ダニエル・ハートネットの
ダメ男振りには驚きました。
アクションだけではなく、コメディも出来るとは。



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