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狂った果実 

2018年04月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

WBA世界ミドル級タイトルマッチで
村田諒太が8回TKOで同級6位の
エマヌエーレ・ブランダムラに勝って、初防衛に成功。

一方、WBCフライ級の比嘉は、減量失敗でベルト剥奪の上、
戦意喪失で完敗。減量がもう一つの戦いと言われるだけに
厳しい現実に彼はどう立ち向かうのでしょうかね。

今日の映画紹介は「狂った果実」。
BSプレミアムで2018年4月16日(月)13:00〜放送。

4Kデジタルリマスター版ですから、
4KのTVがある人は新しい「狂った果実」を
見ることが出来ますね。

石原慎太郎の同名小説を、
石原裕次郎主演で描いた青春映画。
1956年(昭和31年)制作ですから
私はまだ紅顔華麗な美少年でした?

フランスのヌーヴェル・ヴァーグにも影響を与えたと
言われるだけあって、いつ見ても新鮮に感じます。

「太陽の季節」の姉妹編で”太陽族”と呼ばれる若者が
慎太郎カットにアロハシャツ(懐かしい言葉ですね)で
湘南の海岸を闊歩していた時代です。

夏の湘南で無軌道な青春を生きる
滝島夏久(石原裕次郎)は
まだ純真な弟・春次(津川雅彦)の
初恋の女性・恵梨(北原三枝)を奪う。

やがて心の中にあった兄弟への愛情の均衡も破れ、
恵梨は夏久の強靭な肉体に強く惹かれていった。
恵梨と夏久の全ての出来事を知った春次は、
憑かれたようにモーターボートで
ヨットの二人を追った……。

石原裕次郎のデビュー作品で、
裕次郎がスターになった作品。
後に結婚に至る北原三枝との初共演もこの作品でした。

古い作品を見るとストーリもさることながら
当時の時代背景や町並みが見られるのがいいデスネ。
知らない間に人物より背景を見ています。
原作者も特別出演しています。

”俺たちが何かこう思いきったことをしたくってもさ、
正面切ってぶつかれる何がどこにある?”と
夏久の言葉が、本作のテーマでしょうね。

監督は中平康。



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