such is life

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2018年04月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:such is life

東南アジアを取材旅行したことがある。鉄道は少ないので、バスの移動が多くなる。

バスとはいうけれど、たいていひどいおんぼろで、窓にはガラスがなく、年増太りの古猫のような(失礼)腰をふりふり

あちらへよろよろ、こちらにふらふらしながら走っていく。

未舗装の道の穴にガクンと車体がはまると

ぎゅうぎゅうにつめこまれた現地の人やバックパッカーなどの客は、あちらへ、こちらへと揺さぶられるが、ただひたすらに忍耐していることになる。

揺さぶられて目の前の車体の壁面を見ると、こんな言葉が目に飛び込んだ。

「such is life」

米英のバックパッカーが書いたものだろうか?

直訳すると「人生ってそんなもんだ」となるのだろうが、ぼくはこう意訳した。

「まっ、いいか」

人生は真面目生きることにこしたことはないが、ときどき、こうしてひと息入れることも必要だろう。

なぜぼくが?という病を負っても、思い詰めずに、こうおもうようにした。

「まっ、いいか」


風が強かった。
春荒れやスーカーフ踊り顔隠す
風来



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後ろ姿は

suchさん

つちのえさん
バスや船の後ろ姿は、セクシーな見えるのが不思議です。
肩に力が入るのは期待しすぎるからでしょうか。
まっ、いいか、の気分で過ごしたいとおもいます。

2018/04/12 19:00:30

ワケあるのでしょう

suchさん

SMILEさん
「なぜぼくが…」。寿命は自分で決めるものではなく、基本的に無神ですが、天が決めることですので、きっと人智及ばぬワケがあるのだろうと、従うことにしています。

2018/04/12 18:57:58

セクシーなバス(笑)

つちのえさん

年増太りの古猫のような
例えがおもしろいですね。
セクシーなバスです(笑)

人生はそんなものだ
にも
まっ、いいか
にも
いろんな思いが込められていますね。

私も今まで
舞い込んでくる状況に
あくせくしていましたが
最近はやっと

与えられた人生を生きる

っきゃないんだな〜
と肩に力を入れない生き方が
できるようになってきました。

2018/04/12 18:33:09

おはようございます

さん

ずっと、記事が気になっていました。
「なぜぼくが?」…もう、コメントをしたく、、
この春、余命宣告を受けた母が…
昭和の激動の時代を生きてきた母、、
割烹料亭の若女将として気丈に振る舞う母、、
彼女が、静かにベランダの花に水をやりながら
「なぜわたしが…」そう、呟いたのです。
そして、このナビに長く記事を投稿していらした方も
お病気で…静かに消えてしまいました。
どちらにも、、かける言葉を失ってしまい
自分を、無力だと感じています。
支離滅裂になってしまいました。ごめんなさい。

2018/04/12 07:50:38

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