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ウィンストン・チャーチル  ヒトラーから世界を救った男 

2018年04月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
「ウィンストン・チャーチル 
ヒトラーから世界を救った男/darkest hour」。

名優ゲイリー・オールドマンが実話を基に
イギリスの政治家・ウィンストン・チャーチルを演じ、
第90回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した歴史ドラマ。

主演のゲイリー・オールドマンからオファーを受け、
特殊メイクを担当した辻一弘氏が
アカデミー賞においてメイクアップ&ヘアスタイリング賞を
日本人として初めて受賞。

キャッチコピーは、
”伝説のリーダー、真実の物語”。

1940年5月、第二次世界大戦初期。
ヒトラー率いるナチス・ドイツの勢力が拡大し、
フランスは陥落間近、
イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。

内閣不信任決議が出された
チェンバレン首相(ロナルド・ピックアップ)の
後任として、外相の
ハリファックス(スティーブン・ディレイン)が
最適任者だという声があがるが、本人はこれを断る。

そこで、国民からの人気は高いが、
たび重なる失策から政党内の “嫌われ者”であった
ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)が
野党に好かれている?という理由で白羽の矢が立つ。

朝から酒をたしなむ変わり者の夫を
”道理が通じる相手ではない!”
”欠点があるから強くなれる”
”あなたなら世界を救えるわ”と、叱咤激励する妻の
クレメンティーン(クリスティン・スコット・トーマス)。

又、気難しくもウィットとユーモアに富んだ
チャーチルの言葉をタイピングする秘書の
エリザベス(リリー・ジェームズ)も、彼を支える。

英国にも上陸の危機が迫る中、
イギリスの新首相に就任したチャーチル。

ドイツとの和平交渉をすすめるチェンバレンと
ハリファックスらに足を引っ張られながら
「決して屈しない」と徹底抗戦を誓う。

そんななか、ドイツ軍に追い込まれた英国軍は、
フランス・ダンケルクの海岸まで追い詰められ、
30万人もの兵士が全滅の危機にあった。

ならば彼ら兵士を救うべく船を、大型船はもちろん、
ボートや小型船など民間の船もすべて召集して ダンケルクへ
向かわせる、 ダイナモ作戦が実行された。

去年の9月に紹介した映画「ダンケルク」で、
この激しい、戦闘場面を紹介しましたが、
チャーチルは、この救出作戦を成功させる為、
時間稼ぎに、近くにいたイギリス軍にドイツ軍を
攻撃させますが、この部隊は全滅。
「小を殺して大を生かす」と、
彼は非情な決断もしていますね。

日に日にナチス・ドイツの勢いは増す一方で、
英国にも上陸の危機が迫る。
ヒトラーに屈するのか、それとも戦うのか。

ヨーロッパのみならず世界の運命が
チャーチルの手に委ねられた。
日々悩み、葛藤するチャーチル。

そんな彼の姿に、就任当初はチャーチルに対して
懐疑的だった英国王の
ジョージ6世(ベン・メンデルソーン)も彼を理解して
バックアップすることを伝える。

チャーチルとの信頼関係を築いていくジョージ6世は、
以前、紹介した「英国王のスピーチ/2010年」に
登場しているので、国王の心情も良く理解出来ました。

そしてついに、チャーチルは歴史的決断を下す 。

物語は1940年5月9日からの27日を、
ドイツ軍が迫る中、チャーチルがヒトラーに屈するか、
徹底抗戦か、揺れ動く彼の心理描写を
ゲイリー・オールドマン見事に演じています。

戦闘場面が無い、戦争映画。
彼の議会での演説は、宥和政策をとる政敵との
丁々発止のやりとりは言葉の戦争。迫力ありますね。
”全ての責任を取る”
”本当に?”
”そのために私はここに座っている!”
”どんな犠牲を払っても、我々は国を守るべきだ
 決して降伏しない!”。
”Never, never, never give in!”

原題の「darkest hour(最も暗い時)」とは、
チャーチルの言葉。

監督はジョー・ライト 。



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