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映画が一番!
おくりびと
2018年03月31日
テーマ:ドラマ
映画ファンの皆さん、おはようございます!
甲子園で高校球児の熱戦。
それに加えて、プロ野球、大リーグも始まり、
今年の、自分の贔屓のチームはどうなるのかと、
結果に、一喜一憂しています。
今日の映画紹介は「おくりびと」。
BSプレミアムで2018年3月31日(土)13:00〜放送。
2008年9月に観た時の感想文です。
えぇ!”おくりびと”と何んだと思われるでしょう。
私たちは皆、誰でも”おくりびと”になり、
いつか”おくられびと”になるのが生まれた時から
決まっています。
そう、この映画は人生最高の旅立ちのお手伝いをする。
納棺師の映画です。
(納棺師という職業があるとは知らなかったなぁ〜!)
キャッチコピーは、
”キレイになって、逝ってらっしゃい”。
オーケストラのチェロ演奏者の仕事を失った
大悟(本木雅弘)は故郷の山形に
妻の美香(広末涼子)と共に
帰ってきて、早速、就職活動を始める。
新聞で「旅のお手伝い」と書かれている
《年齢問わず、高級保証!実質労働時間わずか。
旅のお手伝い。NKエージェント!!》 と、
NKエージェントの求人広告を見つける。
てっきり、旅行代理店の求人と思い込み面接を受けると、
「あぁ、この広告、誤植だな。
“旅のお手伝い”ではなくて、
安らかな“旅立ちのお手伝い”」なんだ、
と、社長・佐々木(山崎努)の言葉。
この会社・NKエージェントのNkは「納棺(のうかん」、
つまり遺体を棺に納める会社だったのだ。
大吾はいやいやながら、
妻の美香には”冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事”と偽り、
本当のことを言えずに、納棺師の助手として働き出す。
そして、いろいろな死に直面することになる。
美人だと思ったらニューハーフだった青年。
幼い娘を残して亡くなった母親。
沢山のキスマークで送りだされるおじいちゃんなど。
「鶴の湯」の50年にわたる常連で火葬場の職員の
平田(笹野高史)がスイッチを押す前に言いますね。
”死とは、門であると思っています。私はその門番。
そこをくぐり抜けて次へ向かう。
いってらっしゃい、又、会うのう”と、言いながら。
生と死は表裏一体。
我々は生まれた時から死は約束されています。
そう思って見ると、
今、生きている時間を大切に一生懸命に
生きよとのメッセージをこの映画は伝えてくれます。
モックンがいろいろな遺体を見事な所作で綺麗に
最後の旅立ちにふさわしい姿に変身させるのを見ると、
いつか、自分も?と思うと、涙がボロボロ!
ハンカチではなくタオルを握り締めてぜひご覧下さい。
”死”と言う辛くて悲しい重い命題を
ユーモアを交えて上手に描いています。
そうそう、
それから大昔には”いしぶみ”と言うのがあったのですね。
どういう”文”か映画をみてのお楽しみ。
監督は「壬生義士伝」「バッテリー」の滝田洋二郎。
音楽を久石譲が担当。
チェロの重厚な音の響きも映画にぴったりでした。
本作はモントリオール世界映画祭でグランプリを受賞。
試写会でのモックンの軽快なトークも良かった!
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再放送をお待ち下さい。
oomotoさん、おはようございます!
しばらくお待ちください。
大体、いい映画は一年後には再放送されます。
だから、私は録画していても、安心してしまし、
それを見ず、再放送で放送されるものを見ています。
2018/04/01 09:10:33
今日は〜!
Reiさん、
そうですか、それだと本作は
余計に記憶に残る映画になりますね。
悲しいお別れも、愛情が一杯だと、
少しは心が安らぎます。
クリスマスの時、大悟が演じる
アヴェ・マリアも良かったです。
風華さん、
そうなんですよね。
私の母の時にも、何をしていいか判らず、
オロオロしているうちに、
葬儀が終わっていました。
後から、落ち着くいて悲しみが
湧いて来たことを
本作を観る度に思い出します。
2018/03/31 16:23:50