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映画が一番!

遙かなる山の呼び声 

2018年03月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

財務省の決裁文書改ざん問題で
「刑事訴追の恐れがある」の一点張りで証言拒否を
連発した佐川氏の証人喚問が終わりました。

茶番劇に終わったこの国会舞台劇。
登場人物も観客も阿保ばかりで、何をかいわんや。
”人間は嘘をつく生き物”だと、改めて認識しました。
人間は信用ならないので、今後は
「AI」に管理していただきましょう。

今日の映画紹介は「遙かなる山の呼び声」。
BSプレミアムで2018年3月28日(水)9:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

「幸福の黄色いハンカチ」に続き、
高倉健&山田洋次監督のコンビで送る人情ドラマ。

この映画は民子三部作シリーズの
(1970年の『家族』、1972年の『故郷』)の三作目。

誤って人を殺して警察に追われる過去を背負った男と、
牧場業を営む母子との出会いと別れを、
美しくも短い北国の夏を背景に描いた映画。

キャッチコピーは
”美しくも短い北国の夏…その出会いと別れ……”。

北海道の根釧原野にある酪農の町、中標津。
風見民子(倍賞千恵子)は一人息子の
武志(吉岡秀隆)を育てながら亡夫の牧場で
慎ましく暮らしていた。激しい雨の降るある春の夜、
一人の男が民子の家を訪れ、納屋に泊めてもらった。

その晩、牛のお産があり、男はそれを手伝うと、
翌朝、去っていった。
夏のある日、その男がまたやってきて、
働かせてくれという。

田島耕作(高倉健)と名乗る男を民子を雇う。
武志は耕作にすぐになついていった。

近所で北海料理店を経営する虻田(ハナ肇)は
民子に惚れていて強引に迫るところを
耕作に阻止され、喧嘩をふっかけるが負けると
耕作を兄貴と慕うようになる。

タイトルの「遙かなる山の呼び声」は
西部劇の「シェーン」のテーマ曲から来ています。
ストーリーもこれをなぞっています。
だから勿論、最後は”Shane!!Come Back!!”の
シーンと同じように、”おじちゃん!どこ行くの?”と
泣きながら追いかける武志の元から去っていきますね。

私が一番印象の残ったのはラストシーン。
忍んで慕う民子が刑事に列車で護送される耕作に
彼にそっと黄色のハンカチを渡す。
耕作は自分の帰りを待っていてくれると知ると
号泣して、涙を拭き乍ら窓に顔を向ける。
この場面は泣けましたね。

ハンカチを握りしめて観て下さい。
1980年(昭和55年)制作。



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