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2018年03月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 アスリエと健康維持

 写真は再び、京都仁和寺。

 高齢社会の進展と長寿社会化は望ましいことですが、年金・医療費の増加が国の財政に益々負担になってきています。年金制度の問題は、少子高齢化社会では減少する現役世代が年金生活者を支える形で制度設計がなされており、制度自体を再検討しなければ維持できません。年金支給年齢を引き上げる、年金支給額を引き下げる事も必要かもしれません。医療費の増勢についても、当然長寿化とともに国家財政の負担が増加するのはある程度やむを得ません。しかしながら現在の保険制度の中でも、受益者負担の概念を組み込むことによって、国家財政への依存を減らす事は可能です。

 本日の提案は健康保険の仕組みと医療費負担の分担割合についてです。日本の国民皆保険制度は素晴らしいものですが、このままでは早晩維持できなくなるでしょう。後期高齢者(75才以上から)の医療費はその対象人口の増えることにより増加します。人口動態は急には変えられませんが、変化に対応してある程度の手は打てます。高齢化により病人の比率が高まり、やがて死に至るのはやむを得ないことです。ここでも後期高齢者の保険割合をむやみに引き下げる必要はなく、また、高齢者医療の大きな部分が終末期の医療であることを考えると、無駄な延命に医療費を充てるのではなく、「尊厳死」を国として正面から真剣に検討すべきです。

 やるべきことはまだまだ沢山あります。国民健康の未徴収部部を徹底的になくすこと。また。健康保険制度(保険料)と定期健康診断をリンクさせ、自分の健康に関心が高く、健康診断の結果が良好な人は保険料を割り引き、医療費の受益者負担部分を明らかにすることです。特に高齢化とともに生活習慣病などにかかりやすく、疾病のリスクは高まりますが、健康診断の結果により早期に生活習慣病の潜在患者を発見すれば、重症患者を減らすことにつながります。重症患者を健康保険で救うことは当然ですが、減らす努力がまず大切です。

 医者がむやみに処方箋を書き、患者を薬漬けにするのも問題です。患者の方にも問題はありますが、実際に利用されない薬が多いこと、最近は特許期限の切れた薬が利用される比率が徐々に上がってきているようですが、、これも効用が変わらないのであれば、いちいち患者の希望を聞かなくても安価な薬を使うことを原則にすれば何ら問題はないと思います。

 昨日NHK番組で最終回の「人体」の秘密について勉強しました。山中伸弥先生とタモリさんの絶妙な会話を混ぜながら、シリーズで人間の各臓器が発するメッセージイ物質について勉強してきました。最終回は日本人の死に至る原因の一、二番に挙げられる「がんと心筋梗塞」についてで、最近新しい研究が早いスピードで進みつつあり、その恩恵にあずかる日も遠くないとの印象を得ました。「人生100年時代」と言われますが、健康寿命を延伸し、無駄な医療費をかけることなく、生き生きとした人生の後半戦を過ごすことの大切さは語りつくせません。

 日本が超高齢化社会を乗り切り、世界に先立ち新しいモデル示すためには、シニア世代の健康維持と社会貢献・社会参加が必要だと、NPO法人プラチナ・ギルドの会を設立しましたが、社会の認識も徐々にではありますが変化しつつあるように思います。私自身も今年末には後期高齢者の仲間入りをします。昨自はジムで筋トレメニューをこなし、「体組成測定」(ジムに備え付けられた筋トレなどの効果を図る仕組み)前回測定日(昨年11月末)対比、筋肉量の増加と体脂肪率の顕著な改善結果を得ました。うれしい限りですが、これは昨年11月の健康診断の医師面談で注意された食事改善(動物性タンパク質の摂取)も大きな原因だと考えています。これからはNPOとしても、微力ではありますが、この種の活動も取り組めないか検討したいと思っています。

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